サンリン株式会社
卸売業・小売業
当社は長野県の地域エネルギー産業のリーダー企業として、社員一人ひとりがSDGsに積極的に取り組んでいます。
低炭素・脱炭素化の実現に向けて貢献していくことで、企業としての価値を高めるとともに、地球環境の保全に努めていきます。
SDGs達成に向けた経営方針等
当社の環境理念である「安心安全なエネルギーの供給を通じて、快適な生活が持続できる地域社会の形成に貢献し、地球環境の保全に努めます。」は、
SDGsの達成と目的を同じくするものであり、社員一人ひとりがこの理念を理解し、それぞれの役割を果たしていくことで、SDGsの達成に貢献していきます。
重点的な取組1
- 環境
内容
自社全体のCO2排出量の削減
2030年に向けた指標
CO2排出量を1,400t削減 (44%)
(2020年 3,200t ⇒ 2030年 1,800t)
進捗状況
・非化石証書調達によるCO2削減として、サンリン全事業所の低圧電力を穂高クリーンセンターからの受電により、
実質再生エネルギー100%電力に切り替え、高圧電力についても同様に切り替えしました。
・都道府県や市町村で取り扱いをしているJクレジットを購入し、当社が排出するCO2の一部をカーボンオフセットによって削減しています。
・温室効果ガスをカーボンクレジットとカーボンオフセットすることで、LPガスを使用して発生するCO2排出量を
実質ゼロとみなすことができるLPガス「カーボンニュートラルLPガス」の販売を開始した。
・地域脱炭素移行及び再エネ推進事業に取り組む、子会社「安曇野RE㈱」を設立しました。
・キノコ廃培地でバイオマス燃料を製造、供給する事業を開始。地域資源を生かした再生可能エネルギーで地産地消に取り組んでいます。
これらの取り組みにより、CO2排出量は2024年12月末現在、2020年度の同期間と比較して1950t削減しています。(60.9%)
→今後のCO2排出量削減は、LPガス年間使用量をカーボンニュートラルLPガスに変更することで更なる削減が見込まれます。
2025年1月29日報告
重点的な取組2
- 環境
内容
・再生可能エネルギー由来の電気の販売推進
・省エネに貢献するガス機器の推進(エコジョーズ・ハイブリッド・エネファーム)
2030年に向けた指標
・再エネ由来電気販売量 累計1,400万kWh
・省エネ給湯器の販売比率を高める(2020年 25% ⇒ 2030年 50%)
進捗状況
・サンリンでんきにおいて、再生可能エネルギー100%の電力である「穂高グリーンプラン」の推進をしています。
・従来型の給湯器ではなく、環境に優しい省エネ給湯器の販売が増加しています。
・環境に配慮した遮熱・遮光・断熱性能の向上を目的としたリフォームの推進に取り組んでいます。
・再生可能エネルギー普及の為、家庭や企業への太陽光発電システムの導入支援を行っています。
2025年1月29日報告
重点的な取組3
- 経済
内容
働き方改革の推進
2030年に向けた指標
・有給休暇取得率を高める(2030年 60.0%)
・ワークライフバランスの向上
進捗状況
・計画的な有給休暇の取得を促進するため、定期的な周知や取得推進の取り組みを行っています。
・定時退社促進デーを設け、計画的な業務管理と時間外労働の削減に取り組んでいます。
・社員の心身の健康維持・増進を目的に、定期的なストレスチェックや健康診断を実施し、早期発見・予防に努めています。
・産休・育休を取得しやすい環境を整備し、男女問わず積極的に活用できるよう取得を推奨しています。
・高齢者向けに定年後の再雇用制度やキャリア形成の支援を行い、全ての年齢層が活躍できる環境を提供しています。
これらの取り組みにより、有給休暇取得率は2024年12月末現在、59%を達成しています。
2025年1月29日報告
重点的な取組4
- 経済
内容
DXによるペーパーレス化の実現
進捗状況
・サンリンMyページのサービスを開始し、請求書の印刷及び郵送費の削減をしています。
WEB上で毎月のガス・電気の利用状況を確認できるシステムなので、紙の管理が必要ありません。
・従来の保安点検業務において、紙を使用していた作業をタブレットの活用に切り替えました。
・新しい業務システムを導入することで、業務の効率化を実現し、作業の負担軽減と生産性向上を目指しています。
・日常的に使用するコピーやFAXの削減を進め、データ共有を推奨しています。
これらの取り組みにより、さらなる社内のDX化促進に繋がっています。
2025年1月29日報告
重点的な取組5
- 社会
内容
社員育成の為、教育機会や制度の充実
進捗状況
・外部指導者を招いて営業職や内務職の社員研修を実施し、実務に役立つ知識やスキルの向上を支援しています。
・専門資格取得をサポートするため、社員向けに資格取得支援制度を設けています。
・部下や後輩が現場での知識や技術力を向上できるよう、日々サポートを行っています。
・提案制度を設け、役職や立場に関係なく、全社員から業務改善に関する意見を募っています。
2025年1月29日報告
重点的な取組6
- 社会
内容
地域貢献活動
進捗状況
・災害対応バルクシステムの提案や災害対応型ガソリンスタンドの設営で、地域の防災・減災に貢献している。
・LPガス、蓄電池、太陽光発電設備の取り扱いを通じて災害時のエネルギー供給体制を強化している。
・地元のサッカースポーツ少年団に無償で自社のグラウンドを開放している。
・毎年献血活動を行い、地域の医療体制に貢献している。
・事業所の周辺道路や施設周辺のごみ拾い、清掃活動を定期的に実施しています。
2025年1月29日報告
独自の取組
・環境に優しいLPガスの普及
・再生可能エネルギーの電気プランの推進
・WEB請求システムの導入により、ペーパーレス化の促進
・実質CO2排出量ゼロのLPガス(カーボンニュートラルLPガス)の推進
・脱炭素への取り組みに特化した子会社の設立
具体的な取組
最終更新日 2025年02月05日