恩田金属工業株式会社
製造業(非食品)
当社は金属製品のプレス加工を営み、創業70余年で培った”知識と経験を活かしたモノづくりで、お客様にご満足いただける製品を提供する”をモットーに、”欲に頂きなし”の心構えで日々、技術の研鑽に励んでおります。
プレスには”抜き”、“曲げ”、“絞り”など様々な加工がありますが、当社は特に技術力が試される絞り加工に長けており、チタン、ステンレスといった難加工材も対応しています。また自社にて金型の設計・製作を行い、製品の試作から生産までを一貫して請け負えることも当社の強みです。
SDGs達成に向けた経営方針等
弊社の経営理念の3項の内、第1項に挙げている「我々は、常に顧客に満足していただける製品を追求することを通じ、広く社会に貢献し、ともに成長し、歩む続ける」は、SDGsを達成することにより先ず顧客満足を得て、その顧客に弊社製作の部品を使用した製品を販売していただくことで広く社会に貢献できることから、社員一丸となってSDGsの達成に取組んでいきます。
重点的な取組1
内容
製造工程において排出されるCO2排出量の削減
2030年に向けた指標
2020年度比で使用電力量(CO2排出量)を50%削減
重点的な取組2
内容
女性の職制を増やす
2030年に向けた指標
女性の職制比率10%増加(2020年0%⇒2030年10%)
重点的な取組3
内容
地元の顧客を新たに開拓する
2030年に向けた指標
開拓した顧客の売上比率を20%にする(2020年0%⇒2030年20%)
独自の取組
当社のSDGsへの取組みは、2018年に環境省の「CO2削減ポテンシャル診断推進事業」を活用し、CO2削減ポテンシャル診断を実施したことに始まります。同事業の診断結果によれば、当社使用電力の70%をコンプレッサ、空調機が占めており、両機器の更新が最も効果があることが判りましたが、先ずは全社員で低予算で可能な”圧力配管のエアー漏れを無くす”、”空調室外機に遮熱カーテンを設置”などの対策を実施することで、年間使用電力量の12%削減が図れました。
この実現効果が社員に自信を持たせ、やる気を喚起させたことから、2021年度は新たな環境省事業である「令和2年度 中小企業の中長期削減目標に向けた取組可能な対策行動の可視化モデル事業」に申請して採択され、当社では2030年度に2020年度比でCO2を20%削減することを目標として2021~2030年までの10年間で実施する対策と、CO2削減量をロードマップに描き見える化しました。進捗状況については年度終了ごとに本サイトでも報告する予定でおりますので、機会がございましたら皆様もご確認ください。
具体的な取組
最終更新日 2022年02月21日