信南交通株式会社
複合サービス事業
信南交通は明治42年設立の南信自動車に起源を持つ、100年以上続くローカル企業です。創業当時は、飯田下伊那地域内の乗合旅客運送を事業としていましたが、現在ではバス事業、旅行事業、情報システム事業の3事業を行う会社となっています。
創業以来、世の中の環境変化に適応し事業の構造変革を推進してまいりましたが、今後を見据え新しくSDGsも取り入れた事業展開を行ってまいります。そのための会社の資産は物でもお金でもなく、働く社員です。多くの社員が人財となり、地域にお役立ちできるよう努めてまいります。
今後も地域の発展に貢献する「輝けるローカル企業」として、地域のお客様と喜びと悲しみを共にしてまいります。
SDGs達成に向けた経営方針等
弊社の経営理念である「時代に即して運送事業の革新をはかるとともに「生活者」にとって「価値のある機能」を開発・提供し、地域社会の文化生活の向上に貢献する。」は、SDGsの達成と目的を同じくするものであり、社員一人ひとりがそのことを自覚し、それぞれの役割を果たしていくことにより、SDGsの達成に貢献していきます。
重点的な取組1
内容
再生可能エネルギーの利用
電気バスの有効活用を行う。
2030年に向けた指標
軽油から電気へ(2021 1台 →2030 3台計画中)
進捗状況
2023年1月現在 電気バス1台引き続き稼働しています。
長期車輛計画では、電気バス車両を積極的に導入するよう計画をしています。
重点的な取組2
内容
路線バスを有効活用してもらい、自家用車からの移行を促す取り組みを継続中
2030年に向けた指標
バス利用者5%増(2021年 257,204人→2030年 270,064人に向けて取組み中)
進捗状況
路線バスの運営に関しては、周辺自治体の意向を受けて委託運行を行っています。
2022年9月期と比較した2023年9月の年間利用者数は、4.3%増加となっています。
2022年9月期は、新型コロナウイルスの影響があり減少していましたので上記の結果となりました。
重点的な取組3
内容
サービスの安全性向上を継続中
2030年に向けた指標
自責事故10%削減(2021 23件→2030 21 件に向けて取組み中)
進捗状況
2022年10月~2023年9月期
重大事故件数 0件
有責人身事故件数 0件
簡易な過失を除く物損事故 8件(計画対比+6件)
安全に関する教育及び研修を継続しています。
独自の取組
飯田市、中部電力と信南交通は2020年2月14日に「地域循環共生圏構築による持続可能な地域づくりに向けた新たなモビリティの活用実証」に関し協定を締結しました。
この協定締結に伴い2021年1月に導入したEVバスでは、次の項目についての実証実験を行っています。
・車両電動化に伴うCO2削減
・EVバスの新たな価値の創出
・再生可能エネルギーの利用拡大
・電力消費のピークコントロールによる電気料金の抑制
・急速充電器の稼働率の向上によるコスト低減
信南交通は、車両電動化を通じて、CO2削減に貢献するとともに、電動車両の蓄電機能などを活用した停電対策や再生可能エネルギーのより広い活用についても検討を進めていくことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
具体的な取組
最終更新日 2024年02月01日