社会福祉法人恵仁福祉協会
医療、福祉
診療報酬改定、介護報酬改定、障がい者福祉サービス等の報酬改定が度々行われる中で、地域ニーズに応えるべく様々な課題への取り組みを行っています。「さなだ支え合い会議」の事業を年間4回、上田市社協、真田地域包括支援センター、さなだスポーツクラブ、かりがね福祉会、さなだの郷推進会議との共催により開催しています。また、情報公開として2025年度はfacebookを活用した各事業所の行事や職員研修の様子などをリレー記事として発信しています。「子ども食堂」の開催も行っています。
職員の福利厚生として、2018年より「企業内保育所」をかりがね福祉会と共同設置し、育児休業終了後の支援をしています。「奨学金返済助成制度」の創設は、若い職員への積極的支援となっています。また、職員特別灯油割引を取引業者と結ぶことで職員への還元、福利厚生としています。さらに次世代のリーダー育成の一環としての「10年後のアザレアンを考える会」を開催しています。
8番11番中心の取り組みとなりますが、SDGsの狙いに沿ったものになると思います。
- 住所
- 長野県上田市真田町長7141-1
- 地域
- 上田
- ホームページ
- https://www.azarean.jp/
- https://www.facebook.com/azarean.jp/
- 主な取組内容
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SDGs達成に向けた経営方針等
「人として、幸せに、安心して生きる日々を大切に」を理念に、開所以来ご利用者の皆様が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活が地域社会で営むことが出来るよう支援することを目的に各種社会事業を各種展開しています。2022年度は創立30周年を迎え、「職員の相互理解」「多様性」「地域」をテーマに、将来に向けたアザレアンならではの活動を展開しました。SDGsの目指す「持続可能な開発目標」達成に向けた活動と相通じるものと考え、平常の活動を通じ、真田地区の皆様の社会的問題の解決を支援し、将来に向けた展望をもって活動していく所存です。2023年度には、日本財団のご協力(助成事業)により、施設の更新、改造を行い、男性利用者増回に対応するトイレの改修やコロナ等感染症対策に対応すべく外トイレの改修等持続可能な施設への対応を展開しております。
重点的な取組1
- 社会
内容
地域に根差した社会福祉法人として高齢者のへの支援を中心にその生活を支援しています。
2030年に向けた指標
2022年230名→2030年280名 2023年度現在235名、2024年度現在233名、2025年現在240名、
進捗状況
訪問看護師の補充 4名 ⇒ 6名へ 2023年度現在 6名 2024年度現在 7名(非常勤含め) 2025年度 8名(非常勤含め)
重点的な取組2
- 経済
内容
地域のおける「子ども食堂」「おすそ分け会」を通し、食品ロスも兼ねた活動を行います。
2023年度 4月より 月1回の食品。・文具の配布実施中
2024年度は 年間3回は会場開催でこども食堂を開催。会場開催以外の月は昨年同様 食品・日用品配布を無料で実施予定。
2025年度は 子ども食堂は年3回の会場開催時ワークショップや運動、ゲームなどの活動も取り入れて活動している。また「おすそ分け会」は
高齢者のいるご家族や学生の下宿生、外国人労働者などに食品・生活日用品を無償提供している。
2030年に向けた指標
2022年 年2回→2030年 年6回へ 2023年度 配付中心に4回実施済 2024年度 毎月1回開催 内3回は会場実施にて食品の提供。
2025年度は 子ども食堂は月1回食品配布を8回。4回は会場にて活動を行う予定。また「おすそ分け会」は年2回から3回にした開催予定。
進捗状況
2025年度、子ども食堂者は年4回の会場開催と8回の無料食品提供を行う予定。また、「おすそ分け会」は年2回開催を3回にして実施予定。
重点的な取組3
- 経済
内容
福祉人材の確保、障がい者の雇用を積極的に行います。
2023年度 関係機関への相談・訪問説明などを実施しています。
2024年度 高校生の新卒者3名の入職。引き続き高校生や中学戦のサマーチャレンジ事業を行い「福祉」に関する理解を広げています。
2025年度 昨年度実習で迎えた上田養護学校から新しい職員を1名迎え、雇用に繋がり業務に携わってもらっています。
2030年に向けた指標
2022年 2.5%→2030年 3.0%へ 2025年度 3.05%です
進捗状況
2023年度は障がい者の雇用や高齢者の雇用、社会的に就職しにくい状況の方に対するPRとして養護学校へのPRや養護院、母子寮等への就職のPR行っています。7月実施済 学校、施設への訪問等。 2023年7月 原峠養護院、上田母子寮 施設長等訪問済
2024年度 昨年同様の各施設及び別組織等への情報提供、facebookを通じて活動をPRしています。
2025年度 昨年同様のPR実施中
独自の取組
平成5年に特別養護老人ホームアザレアンさなだ、デイサービスセンター、配食サービス、在宅介護支援センターの事業を開設し、令和5年で31年目を迎えます。この間に、訪問入浴、訪問看護ステーション、グループホーム、地域交流施設、宅幼老所、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、短期入所生活介護、夜間対応型訪問介護事業、独居用高齢者集合住宅管理事業受託、サテライト型特別養護老人ホームなどを開設し、真田地域の高齢者介護に関して充実を図って参りました。2024年度には「配食サービス」は団体存続のためやむを得ず事業停止となってしましましたが、訪問看護を中心とした地域の皆様へサービスの充実を図っております。
「地域での包括的」な活動が今後はますます重要になってきますが、恵仁福祉協会としましても人財育成と共に、フォーマルな支援とインフォーマルな支援のつなぎ手としてその活動を進めて参ります。
近年のICT化の流れにより、介護現場でも「眠りスキャン」の導入や職員の介護負担軽減緒ためのHUGの導入なども積極的に行っています。
具体的な取組
最終更新日 2025年06月23日