株式会社中嶋製作所
製造業(非食品)
1.飢餓をゼロに
私たちのお客様は、鶏・豚・牛を飼育する生産者になります。その生産者方々は、私達が食料としている鶏肉・卵・豚肉・牛肉を生産されていて、人手不足が大きな課題となっています。
中嶋製作所の本業は畜産設備機械の取扱っており、農場での自動化・省力化機械を開発することが、SDGs推進すなわち「農業生産者の負担を減らし、食糧生産の効率化」に繋がります。
2.つくる責任つかう責任
2018年4月から自社製品の梱包資材に、環境に負荷をかけない『生分解性プラスチック』を順次採用しています。従来の梱包材に比べ、コストは約3倍ほどかかりますが社員全員でそのコスト分を抑えるため頑張っています。
SDGs達成に向けた経営方針等
弊社の経営理念である「我が社は、創業の精神と先人の築いた信用と伝統を継承しつつ、社会へ貢献する」はSDGsの達成と目的を同じとするものであり、全社一丸となってその認識を共有すると共にSDGsの達成に貢献できるよう取り組んでいきます。
重点的な取組1
内容
事業活動における廃棄物排出量の削減(2019)
2030年に向けた指標
廃棄物排出量20%削減(2019 年51.8t→2030 年41.4t)
進捗状況
【2023年度のコメント】
2023年度は、廃棄物排出量は66.17tと前年度比94.3%と減少しました。5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を継続しており、社内の整理整頓が進んできたことや、DXとしてペーパーレスにも取組んできた効果が出てきたと考えられます。
【2022年度のコメント】
2022年度は、廃棄物排出量は70.05tと前年度比5.8%増加となりました。この主な要因は、昨年4月に名古屋で開催された国際養鶏養豚総合展2022に出展したことによる廃棄物が増えたことや廃棄物の分別に関わる比重の変更によるものです。また5S活動も継続しており、電帳法などの対応によるDX化、ペーパーレス化の進展により、既存のファイリングされた資料などの不用品等の廃棄物は今後もしばらく発生することが予想されます。(令和5年1月11日報告)
【2021年度のコメント】
2021年度は、廃棄物排出量は66.19tと前年度比82.5%と減少しましたが、2019年度と比べると127.8%と増えてしまいました。これは2020年度と同様に5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を継続しており、社内の不用品や書類を整理している分があるためです。5S活動は一年で終わる活動ではなく継続して行っていくものであり、またDXとしてペーパーレスにも取組んでおり、2022年も書類の廃棄量が増えと予想されます。
しかし、この取組の定着が今後の廃棄物排出量削減への仕組みとなります。
【2020年度のコメント】
廃棄物については残念ながら2020年は80.2tと前年度比154.8%と増加しました。
これは2020年から本格的に始めた5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を通して、今まで社内で処分できなかった不用品や書類を整理したことで、一時的に増えたものとなります。またDXとしてペーパーレスにも取組んでおり、2021年も一時的に書類の廃棄量が増えと予想されます。
しかし、この取組の定着が今後の廃棄物排出量削減への仕組みとなります。
重点的な取組2
内容
管理職以上の役職者全員に教育研修を実施する(2019)
2030年に向けた指標
管理職以上の教育研修実施100%(2019 年50%→2030 年100%)
進捗状況
【2023年度のコメント】
2023年度の達成率も昨年同様100.0%になります。
課長級以上の管理職15名全員が外部研修・セミナー(オンライン含む)に参加しました。
さらに課長職以外の次の管理職候補20名もリーダー研修を受講しました。(令和6年2月1日報告)
【2022年度のコメント】
2022年度の達成率は昨年同様100.0%になります。
課長級以上の管理職15名全員が外部研修・セミナー(オンライン含む)に参加しました。(令和5年1月11日報告)
【2021年度のコメント】
2021年度の達成率は100.0%になります。
課長級以上の管理職14名全員が外部の研修・セミナーに参加しました。
【2020年度のコメント】
2020年度の達成率は83.3%になります。
課長級以上の管理職12名の内、10名が社外で行われる研修・セミナーに参加しました。
重点的な取組3
内容
農業生産者の負担を減らし、食糧生産の効率化(2019)
2030年に向けた指標
豚の飼育に行われる洗浄作業を30%削減(2019 年6 日→2030 年4.2日)
進捗状況
【2023年度のコメント】
2021年より当初の目標より高い目標を目指すことになり、社員一丸となり目標達成に向かっております。
2023年度普及率は2.1%(89台/4,320戸) (令和6年2月1日報告)
【2022年度のコメント】
2022年4月に名古屋で開催されました国際養鶏養豚総合展2022に出展し、洗浄ロボットをPRしました。
2022年度普及率は1.8%(79台/4,320戸) (令和5年1月11日報告)
【2021年度のコメント】
2021年度は、2020年度と同様に当社の洗浄ロボットを導入された御客様は農場規模の違いもありますが、導入された農場は、ほぼ達成されております。そのため、今後は全国への普及率30%を目標としていきます。
全国の養豚生産者は4,320戸(2020年度ベース)あり内30%として、洗浄ロボット1,300台(累計台数)とします。(2021年累計72台→2030年累計1,300台)
2021年度普及率は1.7%(72台/4,320戸)
【2020年度のコメント】
2020年度、洗浄作業の30%削減は100%達成。
当社の洗浄ロボットを導入された御客様は農場規模の違いもありますが、導入された農場は、ほぼ達成されております。
そのため、今後は全国への普及率30%を目標としていきます。
全国の養豚生産者は4,320戸(2020年)あり内30%として、洗浄ロボット1,300台(累計台数)とします。(2020年累計50台→2030年累計1,300台)
2020年度普及率は1.2%(50台/4,320戸)
独自の取組
2022年(令和4年)9月から、CO2排出削減を目指し、その第一歩としてCO2排出量(Scope1、Scope2)の見える化に着手しました。
2021年(令和3年)8月から、名刺の紙を廃棄される卵の殻を10%配合したものを採用して廃棄物削減に寄与しています。
2020年(令和2年)5月には、陸の豊かさと水資源の維持のため、戸隠の国有林(1.2ヘクタール)に保安林として3,000本を植樹しました。
具体的な取組
最終更新日 2024年02月19日