ピラタスの丘組合
宿泊業、飲食サービス業
ここピラタスの丘は、標高1500m~1900mに至る八ヶ岳西域山麓に位置し、自然環境が豊富で地域内にはカラマツ、アカマツ、ミズナラ、白樺などの樹々が生い茂り、レンゲツツジ、ニッコウキスゲ、ヤナギラン、などの高山植物も5月頃から先始めます。そこに住む住民は人間以外にも、キツネ、狸、リス、アナグマ、鹿など野生動物がここを訪れる旅人を優しく道端から見送ってくれています。
この様な地域において、ピラタスの丘組合は、組合や近隣住民の健全な発展を目標に掲げ、生きがいや働きがいを持ち、相互をリスペクトし、地元の原産材を利用した休憩用ベンチ製作や山岳案内板制作などの活動を実施する事がSDGsの各目標にも合致していると理解しています。
今後、登録認定を頂いた事は、関係構成員がより一層ひとつにまとまった推進活動を進めて行く踵のひとつになると考えています。
SDGs達成に向けた経営方針等
◆ピラタスの丘の健全な発展と一般市民と組合員相互の親睦を図る事を運営方針とする。
具体的な施策は以下。
(1) 自然景観(北八ヶ岳・西面山麓)の保全と維持管理を行い、不特定多数の訪問客(茅野市民、他県からの観光客・宿泊客)の顧客満足度の向上を実現する。
(2) 不特定多数の訪問客が安全・安心して来訪出来る道路整備(補修、支障木伐採、雪掻きなど)を実現する。
(3)上述(1)、(2)の活動を通して、一般市民と組合員相互の親睦を育む。
(4)この地のファンを増やし、移住含めて健全な世代交代を発展的、持続的に行う。
重点的な取組1
- 環境
- 社会
内容
自然景観の保全と維持管理(ゴミ収集・分別/草刈り/花壇作り/憩いの場づくりなど)
2030年に向けた指標
環境保全完了箇所数:累計10箇所以上
進捗状況
昨年(2023)度は、ピラタスの丘・お散歩広場の憩いの場作りとして「ベンチ2セットの設置」と近くの斜面に「レンゲツツジの花壇づくり」の2箇所へ活動実施した。
重点的な取組2
- 環境
- 社会
- 経済
内容
ピラタスの丘幹線道路の安全・安心確保(補修/支障木伐採/雪掻きなど)
2030年に向けた指標
幹線道路の安全・安心箇所数:類型10箇所以上
進捗状況
昨年(2023)度は、雪解けの4月以降、順次ピラタスの丘主幹道路の凹凸、亀裂補修を実施し(3箇所)、10月に沿線側溝の掃除を組合員協力して行った。
重点的な取組3
- 社会
- 経済
内容
活動主体(一般市民と組合員)相互の親睦を育む。
2030年に向けた指標
イベント(懇親・昼食会やパーティ)開催数:20回以上
進捗状況
昨年(2023)度は、春季(4月)/夏季(6月)/秋季(10月)の年3回のイベント開催を、組合員ならびに周辺住民、一般市民参加により和気あいあいとした雰囲気で実施した。
独自の取組
◆SDGs活動推進への合理性;
・支障木伐採時などで発出した廃材を、休憩用ベンチ制作や案内板制作用資材としてリユースする。
→限りある資源の有効利用
◆組合活動参加による特典;
・組合活動(草刈りや道路整備などの出払い作業など)の参加者(例、近隣住民)へは、作業時に出た廃材で制作し
たミニチュア鹿をプレゼントする。
・同作業参加者へは、ピラタスの丘各営業施設サービス(飲食、宿泊、温泉入浴、ロープウエイ、スキーリフト券
など)の利用時に適応出来る割引クーポン券をお渡し、後日、ご希望サービスにご利用頂く。
具体的な取組
最終更新日 2024年04月04日