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高砂熱学工業株式会社長野営業所

建設業

≪環境クリエイター®として時代の要請・社会変化に応じて変革し続ける≫
パーパスのもと策定した「高砂熱学グループ長期ビジョン2040 Create our PLANET,Create our FUTURE」は、2040年が人口問題、環境や気候変動問題による社会構造の大きな分岐点になると予測した上で、当社が2040年にどのような姿であるべきかを株主・投資家の皆様、お客様、取引先、協力会社や社員といったすべてのステークホルダーのエンゲージメント向上の観点で議論して策定した長期事業ビジョンです。
環境クリエイター®として地球環境に資する部分でも社会に貢献するためには、これまでの空気調和の技術を基軸に環境創造の事業領域を広げ「建物環境のカーボントランジション」と「地球環境のカーボンニュートラル」の両輪で事業価値を創造して行く必要があります。

住所
長野県長野市鶴賀鍋屋田1403ー3
地域
長野
ホームページ
https://www.tte-net.com
主な取組内容
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 13 気候変動に具体的な対策を

SDGs達成に向けた経営方針等

当社グループは、ESG・CSRを経営の根幹に位置づけ、社会との調和を追求するとともに、持続可能な社会の実現に貢献していくことを基本姿勢としております。引き続き、法令順守およびコーポレート・ガバナンス体制の強化をはじめ、BSP(事業継続計画)や森林づくりを通じた環境保全活動や公益事業等、ESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮し、積極的に取り組んで参ります。国際社会共通ビジョンであるSDGs(持続可能な開発目標)に対しても「環境エンジニアリングにより、脱炭素社会に向けた世界に貢献」することを通じて積極的な役割を担うことが、当社グループの永続的な発展に結びつくものと確信しております。

重点的な取組1

  • 環境

内容

CO2排出量の削減

2030年に向けた指標

Scope1+2 2030年度までに温室効果ガス排出量を2019年度対比で ▲46.2%
Scope3 2030年度までに温室効果ガス排出量を2019年度対比で ▲27.5%

進捗状況

2021年度にSBTイニシアティブより認定された2030年度までの温室効果ガス排出量削減目標(短期目標)についても削減率を引き上げ「2℃未満水準」から「1.5℃水準」を満たす内容として更新認定を受けております。【2024年7月24日】

2023年度 スコープ別CO2排出量(t-CO2)
・スコープ1   2,564 t-CO2
・スコープ2   2,755 t-CO2
・スコープ3 4,892,550 t-CO2

重点的な取組2

  • 社会

内容

性別を問わず活躍できる環境整備

2030年に向けた指標

男性社員の育児休職取得率
男性育休取得期間5営業日以上 取得者の50%以上

進捗状況

育児休職(1週間以上)の取得率
  男 性 ・ 女 性
2021年  15.6% ・ 100%
2022年  65.7% ・ 100%
2023年  86.0% ・ 100%

重点的な取組3

内容

廃棄物削減

2030年に向けた指標

施工時の廃棄資材削減  
対前年比10%削減
施工現場の産廃リサイクル
リサイクル率85%以上

進捗状況

産業廃棄物総排出量

     最終処分量  リサイクルされた廃棄物量  リサイクル率
2021年   2,900t    17,890t    86% 
2022年   2,128t    14,539t           87%
2023年 1,933t 17,716t 90%

独自の取組

水素エネルギー利用技術
これまで20年以上にわたり建築設備向け水素利用システム開発で培ってきた技術を基に上市しました水素製造用水電解装置は、順調に市場展開しております。当社製水電解装置と太陽光発電、二次電池、燃料電池を融合して構築した北海道石狩市の厚田地区マイクログリッドは、運用事業の開始から3年間順調に需要家に電源供給を行いました。引き続きグリッドのさらなる運用改善に取り組んで参ります。
 また、水素社会実現を加速化することのできる大型水電解装置(メガワット級)の開発は、2025年の市場投入にあわせ商品機の設計を完成させました。将来の受注増に対応すべく、装置製造体制の整備等を進めております。
 さらには、将来の月面経済圏でのビジネス展開可能性に着目し、月面にあるとされる水を使って燃料となる水素および人が生きていくための酸素を生成するために、「月面環境での稼働を想定した水電解装置」を、宇宙スタートアップ企業の株式会社ispaceが提供する月着陸船に搭載し、月面環境下で世界初となる水素・酸素生成実証実験に挑戦しました。
 月着陸船は、2025年6月に予定していた月面着陸に至らず、当社は月面での実証実験を行うことはできませんでした。
 当社の月面用水電解装置は、打ち上げ後、月着陸船との定期的な通信により、ロケット打ち上げ時の大きな振動や衝撃、急激な圧力低下、宇宙空間の真空・高放射線・無重力といった過酷な環境に約5か月間晒されながら、着陸直前まで健全な状態であることが確認されておりました。当社は月面用水電解装置開発を通じて得た知見を今後の様々な分野の研究に活かして参ります。

具体的な取組

具体的な取り組み

最終更新日 2025年07月24日

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