細川木材株式会社
林業
山林部では「収穫期を迎えた木を伐って、使い、新しく木を植え、育てる」ことを基本に、地域循環型林業を目指しています。地元で伐採した木を地元で消費する地産地消に向けたシステムの構築に挑戦しています。
林業を身近に感じてもらえるように、イベント企画やSNSでの情報発信をしています。
プレカット事業部ではフォークリフトなどのバッテリー車への切り替えや、製造工程で出る端材や木くずのリユースなどを行っています。
私たちは素材生産や山林整備を担う山林部、CO2の固定化に有効だとされる木材を加工するプレカット事業部と、事業自体がSDGsの達成に貢献し得ることを自負し、さらなる改善を試みています。
- 住所
- 長野県諏訪郡富士見町富士見10709
- 地域
- 諏訪
- ホームページ
- http://www.hosomoku.jp/
- https://www.facebook.com/hosomoku
- https://www.instagram.com/hosomoku/
- 主な取組内容
-
SDGs達成に向けた経営方針等
森を育てる山林部と木を使うプレカット部で構成される我が社は、持続可能な資源である木を扱う企業として、今の社会が直面する課題に向き合い地域社会の発展に貢献することを目指します。
山林部の基本的な業務である「木を伐採し木材を生産する、木を植えて森を育てる」ということが、環境面やインフラの保全、防災など様々な課題・目的の下で注目される時代において、林業が果たす役割を自覚し、地域社会の課題解決につながる事業活動を進めることで、SDGsで設定されたゴールを達成できるように貢献していきます。
重点的な取組1
内容
多様な人材が活躍できる職場づくり
2030年に向けた指標
高齢者や障がい者、外国人、また短時間しか働けない人でも、能力に合った働き方ができる体制を整える。
進捗状況
障がいのある方でも従事できる作業がないか、どのような条件なら働きやすいかなど、関係機関とも相談し、
今年度中に体験の場を設ける予定。
重点的な取組2
内容
主伐・再造林によって、CO2の吸収量を増やし、地域の防災・減災を目指すとともに、永続的に林業が営める地域づくりへの転換を図る。
2030年に向けた指標
植林面積10ha/年を目標に設定。(主にカラマツを植林)
進捗状況
地域の山林整備の中で、生産に適した箇所においては主伐・再造林を進めるべく、施業箇所を選定中。
重点的な取組3
内容
多様な生物・植物が生息できるような森づくりを目指し、適切な伐採を行い、植栽する際の樹種を選定する。
2030年に向けた指標
実験的な施業箇所を1か所以上設定する。
進捗状況
実験的な施業箇所に適する候補地を数ヶ所想定し、選定に向け条件などを精査している。
専門家に学術的な助言をもらいながら進めていけるよう相談。
独自の取組
山林部では「人手が必要とされる植林の担い手を増やす 」こと、「林業を知ってもらうきっかけづくり」として、植林体験を開催しています。イベントを通じて地元の工芸職人や店舗などに協力してもらい、地域に還元できるような地産地消の仕組み作りにも取り組んでいます。
また、生物多様性を守るため、専門家や研究者の方に相談し、試験的な取り組みができないか検討しています。
プレカット事業部では、建築技術が後継者不足・コストなどの問題で衰退しつつある中で、CADを導入し自動制御機械で木材を加工し、伝統の職人技術を超える精度で顧客のニーズに答える製品を作り出し、伝統的に受け継がれてきた技術を生かしたものづくりをしています。
具体的な取組
最終更新日 2024年07月13日