株式会社ワカ製作所麻績工場
製造業(非食品)
「日本のものづくりの心」を世界に伝え、安心安全で豊かな社会の実現に貢献します。次世代高速通信に対応したコネクターの開発を推進し、自動輸送、遠隔医療、農業IoT等、世界のネットワークインフラ構築に貢献します。
SDGs達成に向けた経営方針等
弊社の企業理念である、「”日本のものづくりの心”を世界に伝え、安心安全で豊かな社会の実現に貢献する。“」は、SDGsの達成と目的を同じくするものであり、社員ひとりひとりが、そのことを自覚し、それぞれの役割を果たしていくことにより、SDGsの達成に貢献していきます。
重点的な取組1
内容
CO2排出量10%削減(2019)
2030年に向けた指標
2019年(100)→2030年(90)
進捗状況
2024年1月報告
■CO2排出量
2018/10~2019/9(55期) 53,792.76(kgCO2)
2019/10~2020/9(56期) 51,966.66(kgCO2) →55期比で3.4%削減
2020/10~2021/9(57期) 47,509.22(kgCO2) →55期比で11.7%の削減
2021/10~2022/9(58期) 52,259.72(kgCO2) →55期比で2.8%の削減
2022/10~2023/9(59期) 41,589.17(kgCO2) →55期比で22.7%削減 ※
※中部電力CO2排出係数が2022年度分までしか公表されていないため、
2023年4月以降は暫定で2022年度分と同じとして集計しています。
■実施した内容
56期 工場内の老朽化したエアコンを新型機に全面入れ替え。
57期 エアコン入れ替えの効果が出て大幅にCO2削減。
58期 前半(冬)は受注が多かったため残業が多く、暖房により電力消費が大きくなった。
後半(夏)は受注は落ち着いたが猛暑となり、冷房により電力消費が大きくなった。
59期 電力使用量の分析を行い、消費量の大きいことが判明したコンプレッサーの使用最適化を実施。
これにより、58期のように工場稼働時間や外気温(冷暖房の使用量)に依存する部分は残るものの
常に一定量のCO2削減が実施できるようになった。
重点的な取組3
内容
次世代高速通信に対応したコネクターの開発(2019)
2030年に向けた指標
製品の高周波数化、高速化
2019年(~70GHz帯)→2030年(~300GHz帯)
進捗状況
(2021年1月)
110GHz対応のWコネクターは、量産化され、米国を含め需要が伸びた。
145GHz対応の0.8mmコネクターは、量産販売には至っていないが、今後の6G通信への使用が見込まれており、
今期、需要は伸びてくるものと思われる。
研究開発段階であるが、さらにその上の周波数帯対応コネクターの開発を進めている。
(2022年1月)
今期、0.8mm(145GHz)-1.0mm(110GHz)アダプタ、130GHz対応の1.0mmコネクター付ケーブル等の量産化に取り組んだ。
さらに、今後、5Gの次の6G(2030年~)を見据えた高周波化にも取り組み、
340GHz帯測定システム用誘電体導波路の開発を開始した。
(2023年1月)
昨年に引き続き同等クラスの製品開発を継続している。例として0.8mmレセプタクルの開発が完了した。
340GHz帯測定システム用誘電体導波路の開発も継続中。
(2024年1月)
0.8mmレセプタクル(145GHz)と0.8mm – 1.0mmアダプタ(約130GHz)を発売した。
0.8mmコネクタ付ケーブル(145GHz)の量産化に取り組む。0.8mm中継アダプタ(145GHz)の開発に着手する。
独自の取組
最高145GHzまでの高周波対応同軸コネクタ・ケーブルや、フェーズシフタ、フィルタ等の高周波コンポーネントを開発・製造しております。電磁界解析と、永年のノウハウに基づく独自設計と、国内工場での高精度・高品質な製造により、とりわけミリ波帯域での優れた高周波特性で他社との差別化を実現しております。また、部品単体のみに留まらず、お客様の高周波設計課題へのソリューションを提供致します。
具体的な取組
最終更新日 2024年01月30日