株式会社日東ボタン
製造業(非食品)
当社は創業以来、環境保護の方針で素材開発に取り組んでおり、植物由来の有機性資源の使用に拘って
まいりました。それらの理念に基づいて開発し2016年に販売を開始した「バガスボタン」は、本来廃棄されるサトウキビの
搾りかすを原材料に使ったエコ商品として、環境問題に関心の高い国内外のお客様にご好評をいただいております。
また2018年、弊社のユリアボタンすべてが一般社団法人日本有機資源協会の指針に基づいた「バイオマス度30%」
の認証を取得し、2022年には「バイオマス度40%」の認証を取得しました。
今年度は更にバイオマス度を50%以上まで引き上げた処方の確立を目標とし、近い将来の商品化を目指します。
直近でも、国内の放置竹林に着目し「竹害」ともいわれる竹を「エコ素材」として使用したボタンの販売を予定するなど、
私ども日東ボタンは、今後も長野県SDGs推進登録企業として環境への責任を全うしてまいります。
SDGs達成に向けた経営方針等
弊社は、創業以来、服飾用ボタンを通して「日本の感性を世界に伝える」ことを理念として製品開発を行ってきました。特に近年は、環境問題に注目し、地球環境に優しい商品開発に注力し、「すべての人が安心を感じられる社会の実現」を目指し、持続可能な社会の実現に社員一同で取り組み、SDGsの達成に貢献していきます。
重点的な取組1
内容
製造工程にて排出されるCO2排出量の削減(単位製品重量当たり)
2030年に向けた指標
CO2排出量(単位製品重量当たり)7%削減
2019(6.28t/製品1t) ⇒2030(5.84t/製品1t)
進捗状況
2019(6.28t/製品1t)
⇒2020(7.74/製品1t) 前年比23.24%の増加
⇒2021(7.77/製品1t) 前年比0.39%の増加
⇒2022(6.36/製品1t) 前年比18.1%の減少
⇒2023(5.63/製品1t) 前年比11.4%の減少
(R6.4.8報告)
重点的な取組2
内容
環境対応型製品の開発・拡販(バイオマス素材の有効活用)
2030年に向けた指標
主力製品のバイオマス度の向上
2019(30%)⇒2030(50%)
※2030年に向けた指標を35%→50%に上方修正 2024.4.8更新)
進捗状況
2022年に認定を受けたバイオマス度40%の処方による
ユリアボタンの新製品5品目を2023年8月発行のサンプル帳に掲載し上市した。
ユリアボタンとしてはバイオマス度30%・40%も最高水準であるが、
現在は50%を目標に検討を継続中である。
また、既に商品化されている『竹』以外にも、本来は廃棄されるような
バイオマス素材をボタンに使用することも検討中。
(R6.4.8報告)
重点的な取組3
内容
人材育成の推進(スキルマップ活用、各種勉強会の実施)
2030年に向けた指標
・スキルマップ評価 2019(2.35)⇒2030(3.5)
評価(評価点)は社内スキルマップ評価基準書による。
・ 各種勉強会(回/年) 2019(2回)2030継続
進捗状況
・スキルマップ評価 2019(2.35)
⇒2020(2.38)
⇒2021(2.59)
⇒2022(2.63)参考値:アップ率7.2%UP
⇒2023(2.63)参考値:アップ率6.4%UP (退職等でのポイント減少を含めない数字)
・各種勉強会
2020 2回実施(熱中症対策/化学物質リスクアセスメント)
2021 2回実施(熱中症予防/化学物質リスクアセスメントに関する考え方)
2022 2回実施(転倒防止災害/化学物質リスクアセスメント)
2023 5回実施(消火器の使い方講習)
(R6.4.8報告)
具体的な取組
最終更新日 2024年04月09日