有限会社いろは堂
製造業(食品)
(有)いろは堂は、SDGsへの取り組みを通じて、環境・社会・経済における持続可能な企業経営への転換を目指しています。中でも当社は、ダイバーシティ経営の促進、3Rの推進、食品ロスの削減、CSRに基づく企業活動の実現等への取り組みを重視しています。これらは、SDGsの定める17のゴールと169のターゲットを達成するためのものである一方で、企業自身の持続的発展のためにも不可欠な取り組みであると考えています。SDGsの価値観にもとづく経営は、企業の繁栄と、そこで働く人たちの幸福度の向上につながるものであり、またお客様、お取引先様の利益にもつながるものと信じています。当社の活動にかかわるすべての皆様にも、SDGsの考え方についてご理解いただき、ともに社会の持続可能な発展のためにお力添えを賜りたく、お願い申し上げます。
- 住所
- 長野県長野市鬼無里1687-1
- 地域
- 長野
- ホームページ
- https://www.irohado.com/
- https://www.instagram.com/irohaoyaki/
- 主な取組内容
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SDGs達成に向けた経営方針等
当社の経営理念である「おやきを通じて人と地域の幸せを実現しつづける」はSDGsと目的を同じくするものであり、全社員が自覚を持ち役割を果たしていくことでSDGsの達成に貢献していきます。
重点的な取組1
内容
製造工程の改善による全製品の賞味期限延長(2019年)
2030年に向けた指標
賞味期限の30日延長(2019年 90日⇒2030年 120日)
進捗状況
達成:2020年にISO22000を取得、その過程で製造工程を見直し、品質管理を徹底、全製品の賞味期限を従来の90日から、120日に延長し、現在も継続している(2020年度達成)。【R5.4.23報告】
賞味期限180日以上を実現するために改良継続中【R6.4.4報告】
重点的な取組2
内容
外国人労働者の年度比率を引き上げ(2019年)
2030年に向けた指標
外国人労働者数の年度比200%引き上げ(2019年100%として⇒2030年300%)
進捗状況
年度目標達成:新規にベトナム人技能実習生を受け入れ、2019年度の1期生4人(100%)に対し2023年4月現在で10名(250%)【R5.4.23報告】。
2024年4月現在で8名(200%)【R5.4.4報告】
重点的な取組3
内容
女性管理職比率を引き上げ
2030年に向けた指標
女性管理職比率の20%引き上げ(2019年10%⇒2030年30%)
進捗状況
現状維持:2019年度以降、組織構成の見直しとともに女性管理職員も増加。2023年4月現在の女性管理職比率は25%【R5.4.23報告】。
2024年4月現在の女性管理職比率は25%【R6.4.4報告】。
独自の取組
当社では、外国人実習生の受け入れ、女性管理職の積極的登用等に取り組むことによって、様々な文化背景や、生活スタイルをもつ人たちにとっても、働きやすい環境づくりを目指しています。もともと、女性が中心となって活躍してきた中山間地の「おやき」工場として出発した、いろは堂ならではの取り組みを、ダイバーシティ経営という形で取り込みながら、発展させていきたいと考えています。
また、冷凍商品の賞味期限を90日から120日へと延長し、安全かつ長期の保存を可能にすることで、食品ロスの削減につなげる一方で、生産管理と在庫管理の合理化、海外に目を向けた経営の促進など、従業員の負担軽減、ワークライフバランスの実現を念頭に置きながら、持続可能な経済的発展を達成することに取り組んでいます。
2021年度からは、食品ロス軽減への取り組みを、飢餓や貧困の解消という観点から捉えて、はね出し品(外形不良品)を「こども食堂」へ寄贈させていただく活動を始めました。品質上、問題のない商品をなるべく無駄にすることなく、有効に活用していくことで、企業内部の利潤を追求する上で、同時に企業の外部にメリットを生み出していくことができるとすれば、なお素晴らしいことだと考えます。
また、グルテンフリー商品の開発等、より多くの皆様に安心してお召し上がりいただける商品作りによって、食の豊かさと安全に貢献していくことに取り組んでいます。
SDGsの価値観に基づくこのような取り組みを通じて、企業として収益性を高めつつ、労働環境の改善や、CSRを果たしてゆくことを目指しています。
具体的な取組
最終更新日 2024年04月04日