北野建設株式会社
建設業
仕事と家庭を両立しながら男女ともに活躍できる就労環境、企業風土づくりに取り組んでおり、短時間勤務、スライド勤務、在宅勤務など多様な働き方を許容する勤務体制を整備しています。2020年3月には、えるぼし(2段階)を取得しました。また日本建設業連合会の「けんせつ小町」に賛同して「北野こまち会」を発足し、女性技術者が働きやすい職場環境の整備を進めています。資格取得においては奨励制度を設け、業務に必要な資格取得に対する会社補助や勉強会を行いサポートしています。
工事現場においては、高品質高付加価値なものづくりを通じて長く使い続けられる建造物を提供したり、インフラ整備、交通や防災といった人々の暮らしに不可欠である公共工事も多数担っており、環境に配慮しながら持続可能なまちづくりを推進しています。耐震性や耐火性に優れたCFT構造の施工ランク「SA」を有し、制震・免震技術の開発・推進により、安心安全な生活もサポートしています。工事現場における建設廃棄物のリサイクル率向上や二酸化炭素排出量の削減にも取り組んでいます。
SDGs達成に向けた経営方針等
北野建設は、「顧客からの信頼を第一義に考え、高品質・高付加価値なものづくりに徹し、社会の期待に応え、ともに発展する」を経営理念に掲げ、地域密着型の事業活動を通じて社会の持続的な発展に貢献することを目指してきました。この理念はSDGsと共有するものであり、国際社会が持続的に発展するための重要な目標と捉えております。
北野建設グループは、事業活動を通じてSDGsの達成に向けて積極的に貢献することを宣言します。
重点的な取組1
内容
建築工事現場における二酸化炭素排出量の削減
2030年に向けた指標
建築工事1億円当たりのCO2削減目標
2019年度13.0t-CO2
2030年度11.5t-CO2
進捗状況
2020年度実績: 9.61t-CO2
2021年度実績:11.54t-CO2
2022年度実績: 8.54t-CO2
2023年度実績:10.87t-CO2 【R6.5.31報告】
重点的な取組2
内容
女性社員の平均勤続年数向上
2030年に向けた指標
2019年度 9.5年
2030年度 15.0年
進捗状況
2020年度実績:10.1年
2021年度実績:10.1年
2022年度実績: 9.5年(女性キャリア採用大幅増により、勤続年数の短い社員が多数いる為)
2023年度実績:10.1年 【R6.5.31報告】
重点的な取組3
内容
採用者に占める女性割合向上
2030年に向けた指標
2020年4月 25%
2030年4月 40%
(2023年6月19日変更)
進捗状況
2020年度実績:33%
2021年度実績:20%(キャリア採用に占める男性割合大幅増のため)
2022年度実績:30%
2023年度実績:21.1%(キャリア採用に占める男性割合が多数であったため)【R6.5.31報告】
独自の取組
当社には、建設事業のみならず文化芸術やスポーツなど様々な分野で、地域社会はもとより我が国の発展に様々なかたちで貢献し社会的責任を果たしていくという企業精神があります。そのひとつは「北野建設スキー部」。ウインタースポーツが盛んな長野を創業地とする企業として、スポーツ振興に寄与する目的で1971年に創部しました。クロスカントリー、ジャンプ、ノルディック複合、フリースタイルなど様々な種目で選手を輩出し、冬季五輪においては1972年札幌大会から14大会連続で選手やコーチを派遣し、国民の皆さんに勇気と感動を提供してまいりました。また2019年に設立した「北野財団」では、経済的理由で就学が困難となっている向学心の強い学生に奨学金の無償給付を行っています。文化芸術活動においては、主に長野地域での文化発展事業を育み、創業者の美術収蔵品を展示する美術館の創設や、歌舞伎や文楽をはじめとする古典芸能を地域の方々に披露する劇場「北野文芸座」を長野市の善光寺参道沿いで運営し、地域の皆様から愛されています。国際分野では、ソロモン諸島でのホテル経営を通じて現地の雇用創出やサービス提供等、地域の発展に貢献しています。
具体的な取組
最終更新日 2024年05月31日