寿高原食品株式会社
製造業(食品)
当社は本社(千曲市)の本社工場及び長野市の豊野工場の2つの製造拠点で、長野県産原料を主体とした果実加工を生業としています。2019年には豊野工場が令和元年東日本台風で被災し、9ヶ月間の稼働停止を余儀なくされました。
この経験や果実を扱うメーカーとしても、異常気象などの環境問題は事業継続の最大のリスクであることから、地球温暖化の問題について取り組んでいきたいと考えています。
さらに、「従業員の活力」が「会社の活力」と考え、働きがいのある職場環境(平等なチャンス、公正な評価、働きやすい環境・しくみ)を構築し、生産性の高い明るい職場づくりを目指したいと思います。
SDGs達成に向けた経営方針等
当社の経営方針「健康を願い、法令・社内基準を遵守し、美味しくて、安全安心な商品を消費者へ!」は、食を通じて豊かな社会を実現したいという思いが込められており、SDGs達成と密接にリンクしています。また、地球温暖化などの環境問題は、果実加工メーカーである弊社にとって原料調達に影響を与え、令和元年東日本台風で被災した経験からも事業継続の最大のリスクと言えます。これらのことを全社員が認識を共有し、SDGs達成に向けて行動してまいります。
重点的な取組1
内容
CO₂排出量の削減。
2030年に向けた指標
CO₂排出量20%削減。(2018:0.257t-CO2/t →2030:0.205t-CO2/t)
進捗状況
2020年:0.263t-CO2/tと微増となりました。2021年は太陽光パネルの設置を予定しており、削減に向けて努めていきます。
2021年:0.297t-CO2/tと増となりました。2021年産りんごが減産となり、生産重量が大幅に減ったことも影響していると考えられます。また、
2021年10月に太陽光パネルを設置しました。2022年はLED化を進めていく予定です。
2022年:0.305t-CO2/tと前年比微増となりました。工場建て替え工事を行い、2022年6月より新工場が稼働した結果、空調設備等の追加により電
力使用量が増えました。その他、2023年1月には事務所・休憩室・倉庫にLEDを設置、今後は省エネ診断の実施や太陽光パネルの増設を
検討していきます。【R5.3.28報告】
2023年:0.308t-CO2/tと前年比微増となりました。2023年5月長野県環境部ゼロカーボン推進室様に本社・本社工場の省エネ診断を実施いただ
き、6月には本社第二工場にLEDを設置しました。今後は2024年6月に豊野工場で太陽光パネル増設を予定しており、同工場使用電力量の
13%程度が削減できる見通しです。【R6.4.2報告】
重点的な取組2
内容
女性社員の管理職への引き上げ。
2030年に向けた指標
女性管理職比率を10%以上とする。(2019:0%→2030:10%)
進捗状況
2020年:6名の昇格を行い、うち4名を女性(主任、係長)としました。今後、課長級以上への登用を目指して取り組んでいきます。
2021年:女性の昇格はありませんでした。2022年は女性活躍推進法改正に伴い、この【重点的な取組2】に連動させた行動計画を策定し、 推進
していきます。
2022年:2023年2月に女性1名が管理職(課長)へ昇格となりました。今回をモデルケースとして更なる職場環境の充実を図り、女性管理職比率
アップを目指していきます。【R5.3.28報告】
2023年:8名の昇格を行い、うち1名を女性(主任)としました。前回報告の女性管理職(課長)1名は継続して同職に就いています。【R6.4.2報告】
具体的な取組
最終更新日 2024年04月02日