株式会社アルキャスト

水と森林資源がなくてはならない印刷において、その持続性を確立することは急務であり、弊社ではベジタブルインキやNon-VOCの印刷資材、非木材紙などを用い、『環境対応印刷』の推進をしています。環境問題のみだけではなく、使う人にとっても心地よいデザインや加工も重要だと考え、より安全性の高い材料や加工方法の模索、独自の意匠開発なども行い、印刷機をはじめ紙や印刷に関わる様々な機械、測定器や検査装置を導入し、高品質で環境と人に良い印刷を実現させました。変わりゆく自然環境、その変化を少しでも緩やかなものとし、その中で人に寄り添う製品を生み出したいというのが私たちアルキャストの“SDGsの原点”です。書籍や商品パッケージ、名刺や広告など、日々の生活から企業の広報まで欠かせない印刷だからこそ、自然豊かな長野の地から『水と森を守る環境対応印刷のパートナー』としてアルキャストはSDGsを推進してまいります。

SDGs達成に向けた経営方針等

地域社会が活気にあふれ、元気で豊かに持続・発展できるように社員一丸となって印刷を通して生物多様性・環境保護に積極的に取り組むことによりSDGsの達成に貢献していきます。

内容

製造における環境負荷の少ない紙・インキを利用した印刷の推進

2030年に向けた指標

環境対応印刷の推進、および環境負荷の少ない素材を活用した製品の開発
（ 2030年までに10製品 ）

進捗状況

古紙パルプを使用し、台紙までリサイクル可能な素材で「SDGs推進企業登録マークステッカー」を製作・販売。
国産竹パルプを100％使用した竹紙にベジタブルインキで印刷した「竹紙ノート」、「竹紙メモ」を製作・販売。
国産和紙に抗菌ニスを塗布した「和紙マスクケース」の製作・販売。
耐水性、耐久性のある環境に良い用紙を使った防災冊子の印刷や、バッグの製作・販売。
予防接種の記録を残す「ワクチン手帳」、「抗ウイルス版ワクチン手帳」を全国に先駆けて製作・販売。
プラスチック代替品を使った、「パーキングパーミット」の製作。
木材パルプを原料とする「半透明紙製ファイル」の製作・販売。
国産竹パルプを100％使用した竹紙にバイオマスインキで印刷した「竹紙袋」（2023年7月13日確認）

内容

地域の連携による「ひと」と「まち」が持続可能な脱炭素社会の実現

2030年に向けた指標

継続的な森林保全活動・ボランティアや地域貢献活動
（ 2030年までに10件 ）

進捗状況

SDGs啓発活動への協賛。
植樹活動（2021年300本、2022年200本）
定期的な下草払い（2023年7月実施）
学生の社会体験活動の受け入れ。（2023年7月実施）
産学連携による商品開発。（2022年度8商品製作）
自治体と連携した里山整備。（2023年度継続）
里山整備の一環で竹パウダー製作と販売活動（2023年7月13日確認）

内容

環境活動に付随する教育支援事業

2030年に向けた指標

地域とのつながりを強固にする

進捗状況

2022年度、市内の中学校の総合学習での活動支援
2023年度、市内外複数校で総合学習の活動支援、クラブ活動と連携した製品作り、委員会と連携した商品作り

独自の取組

非木材紙、耐水紙、和紙といった特殊紙への印刷を得意としており、一般的に油性印刷に向かないとされる用紙への印刷技術も確立いたしました。赤いシートで答案が隠れるような学習参考書や問題集、イメージカラーの再現が重要なパッケージや企業ロゴといった色合いに重点が置かれる印刷物においても、特色インキの製作から印刷までノウハウを蓄積しております。特殊紙においては認知度の向上や利便性の周知のため、それらを用いたノートやメモなどといった製品を自社開発し利用の推進を行っております。またE3PA(環境保護印刷推進協議会)の準会員であり、環境にやさしい生産活動に取り組む印刷業界のシンボルである「クリオネマークGOLD+」相当の印刷を実現しています。

具体的な取組

具体的な取り組み

最終更新日 2023年07月13日