北信州森林組合
林業
北信州森林組合では地域の森林・林業の担い手として、宣言書に掲げた取組みを進めてまいります。
森林・林業の衰退とともに、所有者の森林への関心がなくなり、多くの森林で境界が不明確となっていることから、計画的に森林境界明確化を進めています。
そして、境界が明確化となった森林においては、所有者に間伐や主伐再造林などの施業を勧めています。
間伐や主伐により生産した木材は、木造建築等に使用することでCO2の長期固定が図られ、バイオマス発電所では燃料用として使われ、クリーンエネルギーが生まれています。
また、主伐後には再び植林して、木を育てることによりCO2を吸収し大気中のCO2削減を図っています。
なお、林地残材という用語がありますが、林地から外に出された木材は全て商品であり、価値のあるものです。森林を健全に維持していくためには、適正な価格で購入いただく必要があります。
SDGs達成に向けた経営方針等
当組合では次の方針を掲げSDGsの達成に貢献していきます。
(1)効率的かつ安定的な林業経営による、組合員の経済的利益の向上
(2)林業・関連産業の活性化による、地域社会の活力創造
(3)森林の持つ多面的機能の高度発揮による、国民生活への貢献
重点的な取組1
- 環境
- 経済
内容
間伐材生産のほか主伐再造林を進め、地域の森林の多面的機能の維持を図ります。
2030年に向けた指標
主伐再造林
2019年 4㏊
⇓
2030年 20㏊
進捗状況
可能な範囲で進めています。(2023/6/19報告)
重点的な取組2
- 社会
内容
森林の境界明確化を進めます。
2030年に向けた指標
境界明確化(実施済数)
2019年 6000㏊
⇓
2030年 9000㏊
進捗状況
2022年度末 7400ha(2024/8/8報告)
重点的な取組3
- 社会
内容
地域への貢献
2030年に向けた指標
里山リーダー研修等への協力
進捗状況
地域内の里山整備利用地域での活動への支援等
小学校~高校の学習支援(2024/8/8報告)
独自の取組
森林境界明確化を円滑に行うために、航空レーザー計測によるデータを森林GISに連動して活用しています。
具体的な取組
最終更新日 2024年08月08日