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株式会社山翠舎

建設業

弊社は古木を中心とした循環型社会の構築を目指しています。従来であれば廃棄されていた古材を「古木」という付加価値材にすることで、環境・社会・経済の全てが循環する仕組みを構築しています。古木により設計・施工された店舗や古民家を移築した旅館などは、従来より付加価値が高まるため持続可能な経営を行うための基盤作りになります。また、オフィスにおいても古木空間を導入することは、生産性を高める環境整備としてのメリットもあります。SDGs推進企業として各メディアに紹介された古木空間を、ぜひご体感ください。

住所
長野県長野市大豆島4349-10
地域
長野
ホームページ
https://sansui-sha.co,jp/
Facebook
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Twitter
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Instagram
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主な取組内容
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを

SDGs達成に向けた経営方針等

当社は、地域固有の資源である古民家を「温故創新」の精神で現代に再生し、2030年までに古木を生かした建築を通じて循環型社会の実現を目指します。社員一人ひとりがこの目標を深く理解し、事業活動を通じて持続可能な社会づくりに貢献します。

【具体的な取り組み】
1.古木や古民家の再生による資源の循環促進
 (1)空き家となった古民家から価値ある古木を再生し、店舗空間やインテリア家具として活用することで、資源の循環を推進します。
 (2)古民家を解体せず活用する「古民家ジャッキアップ工法」を始めとする技術開発を進め、空き家問題の解決に寄与します。

2.地域文化の継承と活性化
 (1)地域に残る魅力的な古民家を遊休不動産としてスポットライトをあて再生・活用することで、歴史や文化を守り、後世に伝えます。
 (2)古民家活用を通じて、新たな雇用創出や地域経済の活性化に貢献し、地域の魅力向上を目指します。

3.パートナーシップの強化
 (1)古民家・古木に関わる専門工事やコンサルティングを通じて、地域の建築・施工業者と連携し、業界全体の技術向上と発展に貢献します。
 (2)大学や大手企業と連携し、3D技術を活用した新しい技術を社会に創出していきます。
 (3)海外アーティストとのコラボや海外出展を通して、古木×アートの世界で魅力的な仕事での経済成長を図ります。

当社は、これらの取り組みを通じて、長野県の豊かな自然と文化を未来へ継承し、持続可能な地域社会の実現に貢献していきます。

重点的な取組1

  • 経済

内容

古木の資源活用を通じて環境貢献するビジネスモデルを全国的に広げる(2019)
(古木材取り解体と店舗等への再活用・移築再生という事業方法)

2030年に向けた指標

パートナーの増加
(2019 10社→2030 100社)

進捗状況

2022:昨年同月同様、20社になります。(R4.7.19報告)
2023:丹青社など大手企業とのパートナーシップも増え、23社となります。(R5.8.3報告)
2024:前年度から2社のパートナーシップが増え、25社となります。(R6.8.19報告)
2025:京都工芸繊維大学と共同開発によるパートナーシップも加わり、26者となりました。

重点的な取組2

  • 社会

内容

・空き家となった古民家の管理及びサービスの展開(2019)

2030年に向けた指標

古民家の管理数増加
(2019 60棟→2030 10,000棟)

進捗状況

2022:2022年7月現在で古民家管理物件は71棟、解体し古木引取対応した物件は累計31軒になります。(昨年同月は管理60軒、対応20軒)(R4.7.19報告)
2023:古民家の管理棟数 59棟(前年比1棟減少)(R5.8.3報告)
2024:古民家の管理棟数 55棟となります(前年比4棟減少)(R6.8.19報告)
2025:地域活性化を支援する小諸の古民家取得が進み、65棟となります。(R7.8.5報告)

重点的な取組3

  • 環境

内容

FSC認証自社製品の提供(2019)

2030年に向けた指標

FSC認証自社製品の提供の増加
(2019 0件→2030 年間1,000件)

進捗状況

2022:2022年7月現在、累計60軒の店舗等にFSC認証自社製品を提供しています。
(R4.7.19報告)(2021.7現在、47件)
2023:自社FSC認証製品の提供店舗数 67店舗(R5.8.3報告)
2024:自社FSC認証製品の提供店舗数 92店舗(R6.8.19報告)
2025:自社FSC認証製品の提供店舗数 109店舗(R7.8.5報告)

重点的な取組4

  • 社会
  • 経済

内容

飲食店開業支援 OASISオアシス事業の展開(2021)
物件探し、資金調達から、施工後に至るまで当社がフルサポートする仕組みをつくりました。
具体的には、良好な古民家を当社が先行取得・改修の上、開業者にサブリースする試みを始めています。

2030年に向けた指標

オアシス事業関連(2021;2棟 →2030 100棟)(R4.7.19報告)

進捗状況

2021:2棟 2022:5棟 (R4.7.19報告)
2023:8棟(R5.8.3報告)
2024:20棟(R6.8.19報告)
2025:14棟(R7.8.5報告)

重点的な取組5

  • 環境

内容

古木を再利用することは、新たな木材の伐採を抑制し、製造・輸送に伴うエネルギー消費を削減することにつながります。当社は、この古木活用による環境価値を客観的に可視化するため、古木のカーボンフットプリント算定に取り組みます。

具体的には、古木を再利用することによるCO2排出削減効果を科学的に算定する独自の評価方法を確立し、お客様やパートナー企業にそのデータを提示します。これにより、古木利用がもたらす具体的な環境貢献を明確にし、サステナブルな選択を促します。

2030年に向けた指標

2024年度の排出量を基準として、2030年までに50%削減を目指す

進捗状況

「古木再利用によるCO2削減」だけでなく、事業活動における電力使用料や設備機器の最適化を行う。

独自の取組

・古木サーキュラーエコノミー
・古木によるFSC認証の取得
・長野県県有林J-クレジット創出プロジェクト
・古木SDGsバッジの作成
・古木によるSDGs交流スペースの設置
・古民家買取再生
・古木専門設計施工
・古木古材販売とプロダクト販売
・飲食店開業支援 オアシス(資金調達から物件探し、開業後のフォロー等)
・地域活性街おこし(シェアオフィスによる運営事業)
・古木の3Dスキャンシステムの共同開発

具体的な取組

具体的な取り組み

最終更新日 2025年08月05日

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