特定非営利活動法人白馬の風
医療、福祉
弊社は北アルプスの大自然の麓で介護保険指定の「デイサービスおらの家白馬」を運営しております。アットホームな雰囲気の中、高齢者の皆さんが自由に気ままに居られる「第二の我が家」をめざしております。お互いが知り合い、わかり合い、そして支え合う、そんな当たり前だけどなかなかできない、そんなお互い様な関係作りを大切にしております。また令和5年4月より築100年の老舗旅館を改築して小規模多機能型居宅介護事業所「小規模多機能おらの家あそなか」に移転し、さらに地域に根差した温かい家族のような居場所を作っていきます。
SDGs達成に向けた経営方針等
NPO法人白馬の風は、デイサービスセンターおらの家白馬を展開しています。「生きてて良かった最期のために」を理念に「つながり」「いきがい」「あんしん」の3つをコンセプトに掲げ、日々活動しています。自分らしくいられる場所、お互いを支え合い認め合える場所となるよう、すべての人が主役になれる「第2の我が家」を目指しています。この経営方針はSDGsと目的を共にするものです。今後もこの経営方針をSDGs達成に向けて日々邁進していきます。
重点的な取組1
内容
地域循環型社会を確立するため、自給自足できる食材を利用していく。
2030年に向けた指標
自給率の向上2019 5%⇒2030 50%
進捗状況
自社近隣の農地で野菜を自家栽培し、介護利用者の食事や配食サービスの食材として利用した(R5.9.11報告)
自社近隣の農地で野菜を自家栽培し、介護利用者の食事や配食サービスの食材、イベントの食材として利用した(R6.9.4報告)
重点的な取組2
内容
高齢者の社会的孤立を減らすため、地域高齢者の生きがいを高めていく。
2030年に向けた指標
イベント開催数の増加2019年2回 ⇒2030年12回
進捗状況
地域の高齢者の趣味となる将棋などを開催できる場所を提供したり、介護利用者の方たちと一緒に畑に行って、土耕しや畝作り、種まきや収穫などを一緒に行った(R5.9.11報告)
地域の高齢者の趣味となる将棋などを開催できる場所を提供したり、花見やドライブなどお出掛けしたり、介護利用者の方たちと一緒に畑に行って、土耕しや畝作り、種まきや収穫などを一緒に行った(R6.9.4報告)
重点的な取組3
内容
スタッフが楽しく働けるように職場環境整備を行う
2030年に向けた指標
福利厚生の取組増加2019 年2回 ⇒2030 年12回
進捗状況
昼食のみならず、朝食、夕食も無料で賄い提供したり、地域のお祭りを盛り上げるために浴衣を着るなどした場合は地域盛り上げ手当を上乗せ、また外部研修に参加した場合の研修費の全額補助、さらに資格取得のための取得費の補助などを追加で行った(R5.9.11報告)
昼食のみならず、朝食、夕食も無料で賄い提供したり、地域のお祭りを盛り上げるために浴衣を着るなどした場合は地域盛り上げ手当を上乗せ、また外部研修に参加した場合の研修費の全額補助、さらに資格取得のための取得費の補助などを追加で行った(R6.9.4報告)
独自の取組
「小規模多機能おらの家あそなか」では、「関係作り」を最も大切にしております。「個人」の関係作りでは、温熱という時間を毎日必ず、利用者様お一人ずつ取っています。温熱では、利用者様とスタッフがマンツーマンで、1時間程度、身体の痛いところや辛いところなどを聞きながら全身を順番に温めていきます。その間、人生の学び、知恵、地域の風習から漬物や味噌の作り方まで、その方の人となりをお聞きしながら、自分のこともお話しし、お互いに少しずつ関係を作っていきます。
また入浴では、お一人ずつの個浴で、同性介助です。入浴という至福の時間をお一人ずつゆっくりと周りを気にせずくつろいでいただきます。また同性のスタッフが付き、尊厳にも配慮しています。
利用者様同士の「全体」関係作りでは、朝の会やレクなどで、利用者様同士の関係作りをしています。例えば「今日は何の日」などでは、その日の日付から語呂合わせを創作で考えていただき、そのキーワードをきっかけに利用者様全員に皆さんの前でお話ししていただき、みんなにその方のことを知っていただくことを大切にしています。
具体的な取組
最終更新日 2024年09月04日