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株式会社勝野木材

製造業(非食品)

「持続可能な森林経営を通じて社会貢献し続ける」ことを経営理念に掲げ、「人工林木曽ヒノキ製品」を「高品質・低環境負荷・適正価格」で提供することで、利用を促進し、間伐による森林整備をサポートしています。

「高齢級人工林木曽ヒノキ」は成長が遅く年輪が密で強度が強く、集成材のような接着剤を多用する加工を行わなくても十分な強度が得られるため、完成した製品は環境負荷が少なく、有害化学物質フリーで健康にもやさしいです。

当社はこの優秀な「人工林木曽ヒノキ」で住宅メーカーと協力して「100年経っても次の世代に住み継げる家」を目指しています。

このコンセプトは日本古来の「物を大切にする考え方」に合致し、SDGSの目指す未来と重なると考え、今後もさらなる高品質な製品提供することでその価値観をさらに広げていきたいと考えています。

住所
長野県木曽郡南木曽町読書1750
地域
木曽
ホームページ
http://www.katsuno-wood.com/
主な取組内容
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 15 陸の豊かさも守ろう

SDGs達成に向けた経営方針等

当社を含む勝野木材グループの経営理念として「持続可能な森林経営を通じて、【社会貢献】し続ける企業を目指すと同時に、全社員の幸せを実現する。」を掲げており、それはSDGSの理念と重なる部分が大きい。SDGSの枠組みを利用することにより、社員の知識・価値観を高め、持続可能な社会により一層貢献していくことを目指す。

重点的な取組1

内容

価値のある木材製品を生産・流通することにより、森林の価値を高め、持続的な森林経営をサポートする

2030年に向けた指標

JAS認証の取得を行い、公共事業に地元産材を2,500㎥提供する
適正な価格での丸太取引を継続する

進捗状況

令和5年4月にヒノキ材の機械等級区分JAS認証とカラマツの目視等級区分JAS認証を取得。
公共物件へ認証材を提供する準備が整った。
引き続きカラマツの機械等級区分JAS認証の取得を目指す。
(2023/7/29報告)

重点的な取組2

内容

競争力のある企業として地域雇用を創出し、地域社会の価値を高め、生活の質を向上させる

2030年に向けた指標

10名の新規雇用(高齢者の退職入替があることを想定した人数である)
社員の平均給与30%向上

進捗状況

2023年は2名の新規雇用を実施。
木材需要の低迷により、給与の全体的な引き上げは現在難しいが、
組織再編や人材育成により製造販売能力の底上げができてきているので
将来的な賃金引上げは可能と考えている。
(2023/7/29報告)

重点的な取組3

内容

地元産丸太を使用して高品質・高強度・低化学物質かつ高耐候性の住宅用材を提供し、住宅の資産価値を向上し、100年単位にわたって住み続けられる家を提供する

2030年に向けた指標

森林整備の環境に与える影響など、目に見えていない部分の価値についても知ってもらい、「木を使い、木とともに生きる」価値観を広めていく

進捗状況

国内の木材需要は低下しているがパートナーと協力して、
工場及びモデルハウスの見学会等を利用して木曽ヒノキの家の価値を広めることで、
需要と製品価格を維持することができている。
高品位の製品の需要及び価格の維持ができている一方、
中品位以下の製品に関しては他産地材との差別化がまだ十分ではないと言え、
強度や耐候性等、他産地より優れることを十分に周知する必要があると感じている。
(2023/7/29報告)

重点的な取組4

内容

工場の稼働によって環境負荷がかかることのないように、極力廃棄物を減らす。
また、バイオマスエネルギーの活用によって間接的なゼロエミッション化を図る。

2030年に向けた指標

端材を製品として利用するための仕組みを構築する。

進捗状況

端材利用ブランド「W/ODD」を立ち上げ、端材及び端材を利用した製品を販売中。
https://w-odd.com/

また、パートナー企業の㈲ヤマカ木材が開始した木質バイオマス燃料チップ製造事業を利用して
販売できない端材屑なども木質バイオマスエネルギーとして利用を行っている。
(2023/7/29報告)

具体的な取組

具体的な取り組み

最終更新日 2023年08月02日

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