八方尾根開発株式会社
複合サービス事業
当社では、2020年6月に日本で初めてスキー産業としてSDGsの活動に専念する部署をつくり、地球温暖化や、カーボンフリー対策を取り入れたブランディング形成により、企業の価値を高めるとともに、地域社会への貢献、新たなパートナーシップの形成などを通じてサステナブルなマーケティングの推進を目指しています。
2020年12月には所有する施設のの大部分を再生可能エネルギーへの転換し、運営する白馬八方尾根スキー場についてはすべてのリフトが再生可能エネルギー由来の電力使用となりました。
また、「私たちの愛する冬を気候変動から守り、未来につなぐ」という理念のもと気候変動問題に取り組むPOW Japanに賛同し、共にこの美しいふるさとを守り、未来へ受け継ぐため活動をしています。
SDGs達成に向けた経営方針等
わたしたちは、美しい山岳環境を次世代へ受け継いでいくために、北アルプスの大自然を提供する企業として率先してSDGsに取り組むことが社会や経済の発展に貢献すると考えています。地域を支える持続可能な観光を推進するとともにお客様と共有し、従業員が一体となりSDGs達成に向けた社会的責任を果たしてまいります。
重点的な取組1
内容
事業活動において排出される CO2 排出量削減
2030年に向けた指標
2030年までに全ての電力を再生可能エネルギーで供給する。
効率のよい降圧雪で使用燃料を8%削減。
進捗状況
使用電力契約の80%を再生可能エネルギーに変更。運営する白馬八方尾根スキー場においては、所有するすべてのリフトの電力を再エネに転換、更には降雪機関連、レストランも転換を進め年間1,000トン以上のCO2排出量削減に貢献しました。太陽光による自家発電も開始し、年間20,000㎾の電力の自給自足を開始した。(R6.10.28報告)
重点的な取組2
内容
1年を通じて環境や自然について学べるプログラムやワークショップを提供する
2030年に向けた指標
現在不定期開催→2030年までに10種類開催。
進捗状況
学校のニーズに合わせたSDGsプログラムを用意し受入を進めています。
1.八方尾根の環境保全を学ぶSDGsプログラム
2.事前学習・事後学習を取り入れた探求型・問題型SDGsプログラム
3.地域密着型企業として地元の中学生の企業体験を受入
4.地元の高校生向けにスキーパトロール研修を実施
5.持続可能な観光地のあり方を考える山麓でのプログラム
6.地域の環境活動に参加すると共に、関係機関との連携しボランティア募集を実施
7.学生向けのプログラムを一般向けに拡大
8.社員向けに地域の歴史や環境について学ぶ研修会を実施
(R6.10.28報告)
重点的な取組3
内容
従業員への健康投資の強化
2030年に向けた指標
健康診断の受診率100%
運動不足を感じる従業員0%
進捗状況
冬期、従業員のスキー実習を開催。
(R6.10.28報告)
独自の取組
2020-2021シーズンは、降雪と圧雪の効率的な運用を目的としたシステムを試験的に導入いたしました。走行システムを圧雪車に搭載することにより、無駄のない人工降雪により電気量や燃料の削減を実現し、環境に負荷のかからない対策を今後も進めています。
2020年から現在に至るまで学生の学習旅行の受け入れを積極的に行っています。地域の類ない自然環境や保全活動、気候変動などの問題点、会社としての取り組みをフィールドワークやディスカッションを取り入れて提供しています。
具体的な取組
最終更新日 2024年10月28日