株式会社サンクゼール さんのプロフィール写真

株式会社サンクゼール

製造業(食品)

住所
長野県上水内郡信濃町平岡2249-1
地域
長野
ホームページ
http://www.stcousair.co.jp/
主な取組内容
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう

SDGs達成に向けた経営方針等

居心地の良い楽しい社会の実現~For Comfortable World Living~
私たちは経営理念を実践いたします。

≪企業目的≫
・私たちは、正しい経営活動により、顧客・株主・取引先・パートナー・及び地域社会に信頼される誠実な企業を目指します。
・私たちは、互いの違いを認め合う、豊かな成熟した大人の文化を創造し、居心地のよい楽しい社会の実現に貢献します。

≪企業としての在り方≫
・私たちは、企業目的を果たすために、健全な企業活動を行い、長期に貢献できるGoodCompanyを目指します。
・あらゆる人々に開かれたオープンな会社であり、経営理念を共有するパートナーたちによって運営される健全な会社を目指します。
・パートナー、カスタマー、カンパニーの三方共に満足いく関係を構築することに注力します。

重点的な取組1

内容

女性の管理職比率(管理職に占める女性の割合)

2030年に向けた指標

30%以上

進捗状況

2025年3月末時点 23.3%(2025年8月22日確認)

重点的な取組2

内容

食品ロス削減の取組

2030年に向けた指標

事業活動から発生する食料品関連の廃棄ロスを、2021年度比 50%削減する。(116t→58t)

進捗状況

50%の削減目標を達成したため、新たな目標を策定中(2025年8月22日確認)

重点的な取組3

内容

GHG排出量の測定と削減に取り組む。

2030年に向けた指標

SCOPE1+2によるGHG排出量を2021年度比50%削減する。(1,781tCO2→890tCO2)

進捗状況

2024年4月1日~2025年3月31日実績 1,153tCO2 35%削減(2025年8月22日確認)

独自の取組

当社は「愛と喜びのある食卓をいつまでも」をコーポレートスローガンの下、サステナビリティに関して7つの重点目標を掲げて各目標に沿ったサステナビリティ活動に取り組んでおります。

■7つの重点目標
1. 容器リサイクル、サーキュラーエコノミー、脱プラスチック
≪具体的な取組み≫
・ガラス瓶の使用
 当社グループは食品製造企業として、長野県上水内郡飯綱町にある食品工場で製造する商品において、リサイクル可能なガラス瓶の活用を推進し、紙資源及びプラスチック資源の削減に取り組んでおります。当社グループで使用しているガラス瓶は地球の砂から作られ、食品の保存性や安全性に優れているという特長があり、容器リサイクル法に準拠してガラス瓶のリサイクルにも積極的に取り組んでおります。
・紙資源・プラスチック資源の利用削減
 紙製封印シールやプラスチック製シュリンクキャップに代わるセーフティボタン付きツイストキャップの導入や、ポリ手提げ袋をバイオマス混合素材へ変更すること等により、ポリエチレンの削減にも貢献しております。

2. 気候変動対策、サプライチェーン全体のカーボンニュートラル
≪具体的な取組み≫
・中部電力ミライズのCO2フリー電気「Greenでんき」の使用
 当社グループは日本政府の地球温暖化対策計画を踏まえ、サプライチェーン全体の省エネルギー対策とCO2排出量の削減に取り組んでおります。例えば、工場での使用電力を中部電力ミライズのCO2フリー電気「Greenでんき」に変更し、実質的なCO2排出量ゼロの状態を目指しております。また、「Greenでんき」の料金の一部は再生可能エネルギーの開発や維持メンテナンスに活用され、再生可能エネルギーの普及拡大にも貢献しております。

3. DE&I、サプライチェーン全体のWell-being
≪具体的な取組み≫
・「職場いきいきアドバンスカンパニー」認証
 「職場いきいきアドバンスカンパニー」認証制度とは、仕事と家庭の両立ができる職場環境の改善や、雇用の安定を進め従業員がいきいきと働き続けられるよう短時間正社員制度など多様な働き方等の制度を導入し、実践的な取組を行っている企業・法人・団体・個人事業主を認証する制度です。サンクゼールは、 2020年12月1日付けにて長野県より「職場いきいきアドバンスカンパニー」に認証されました。
・女性の活躍推進
 全従業員の8割を女性が占めるサンクゼールでは、女性が働きやすい環境づくりに早くから取り組んできました。女性の家庭と仕事との両立について、全社的な研修会を定期的に行い、継続的なヒアリングを行なっています。2030年までに女性管理職割合を30%目指し、女性がやりがいをもって活躍できる環境整備をより強く推進しています。

4. 地域経済の発展
≪具体的な取組み≫
・飯綱町産りんごのシードル・蒸留酒づくり
 当社の本社がある長野県上水内郡飯綱町のりんごを活用し、地元の生産者とともに品種や製造方法にこだわりながら、世界に誇れるシードルや蒸留酒(ブランデー)の製造に取り組んでおります。
・当社ブランドを通じた全国各地の生産者との取り組み
 全国各地の生産者と共同開発して、各地域のこだわりを活かした商品を製造・販売しております。地方の繁栄を創出し、地域活性化に貢献することを目指しています。
・地域とのパートナーシップ協定
 島根県及び奈良県とのパートナーシップ協定を締結し、地域の産業振興や地域連携を推進しております。島根県では食品製造事業者の支援や販路拡大、奈良県では県産商品の販売や県産食材の活用を通じて、地域の魅力を広く紹介しております。

5. フードロス低減
≪具体的な取組み≫
・事業活動で発生する食品ロス削減への取組み
 当社グループは、自社工場の事業活動で発生する食品廃棄物について、改善活動(PDCA)を実行しながら、食品ロス削減に向けた取組みを継続しております。また、自社工場で発生した食品廃棄物を家畜の飼料や畑の肥料として他社に提供する等、事業活動の結果やむを得ず排出されてしまう食品廃棄物についても、可能な限り再利用できるような仕組み作りを推進しております。
・アウトレット店舗の取組み
 当社グループは、アウトレット店舗において「売りきる」取り組みを推進しており、「訳あり商品」と明示して値引き販売することで、お客様にフードロス低減の重要性を伝えることを目指しております。今後は、店舗での賞味期限切れによる廃棄金額をゼロにすることを目標として、フードロス低減をより一層推進してまいります。

6. 森林保全、生物多様性
≪具体的な取組み≫
・「サンクゼールの森」における森林保全活動
 当社がオフィスを構える信濃町センター周辺に広がる「サンクゼールの森」では、毎年信州大学教育学部森林生態学研究所の協力を得て、植生の調査及び森林の整備を実施しております。その取り組みが評価され、2024年3月に「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として、環境省より令和5年度後期の「自然共生サイト」に認定されました。今後も「サンクゼールの森」を保護し、活用するためのプロジェクトを通じて、豊かな自然との共生を実現できるよう取り組んでまいります。
・「アファンの森財団」支援活動
 一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団は、長野県上水内郡にある黒姫高原の荒廃した森を再生する活動を行っており、当社はその活動を支援しております。当社は2019年に同財団とのオフィシャルスポンサー契約を結び、森林保全活動を通じて地域の自然共生型社会づくりに貢献しております。
 
7. 不平等のない社会の実現(経済、教育格差)
≪具体的な取組み≫
・タンザニア支援
 当社グループは、格差のない平等な社会の実現に向けた活動として、当社グループの事業活動で得られた資金の一部を、NPO法人「ムワンガザ・ファンデーション」を通じてタンザニアのNGO・SWACCO(ソンゲア女性と子どもの支援団体)へ寄付する活動を継続しております。病気で両親を失った孤児、シングルマザーの母子らが生活するSWACCOの運営施設に必要な資金を確保し、タンザニアの子どもたちが未来に向かって歩みを続けられるよう、今後も支援活動に取り組んでまいります。
・母子家庭支援、ホームレス支援、社会復帰の支援
 国内では、食を通じた支援活動として、子ども食堂等を運営する長野県内の団体やホームレスの支援団体、難民支援団体等に当社商品を寄贈しております。当該活動を通じて、母子家庭の経済支援や食糧の安全確保、社会復帰支援等に取り組んでおります。
・一般財団法人「サンクゼール財団」との協働
 創業者である久世良三氏及びまゆみ氏と当社グループは、コーポレート・スローガン「愛と喜びのある食卓をいつまでも」の実現に向けて、2023年12月に「一般財団法人 サンクゼール財団」を設立し、災害支援や地域社会への貢献活動等を行っております。今後も様々な支援活動に共同で参画してまいります。

具体的な取組

具体的な取り組み

最終更新日 2025年08月26日

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