長野県信用組合
金融業・保険業
長野県信用組合(けんしんBANK)は、1954(昭和29)年の設立以来、地域に根ざした金融機関として、社会的責任や公共的使命を果たすことにより、地域の皆さまからの信頼を育んでまいりました。
地域の活性化、発展に努めることは、将来の世代に環境や産業を承継していくための重要な取組みであり、国連が提唱する持続可能な開発目標と合致していると考えています。
子どもたちの未来を守るため、環境保全は一番の課題と考えています。自然豊かな長野県の地域金融機関として、地球環境保全に配慮し、環境への負荷を軽減する活動を継続し、地域社会に貢献しています。
また、産業を承継する支援の取組みとして、中小企業のみなさまが抱える様々な課題を解決することや、より実効性の高い経営改善及び再生の支援、事業承継支援、創業支援などに取り組むため、多くの外部専門家や外部専門機関との連携による各種支援ツールを揃え、事業発展のお手伝いをしています。
- 住所
- 長野県長野市新田町1103-1
- 地域
- 長野
- 主な取組内容
-
SDGs達成に向けた経営方針等
当組合は、お客さまの発展が地域の活性化につながると考え、「地域の魅力をプロデュースし、地域社会の新たな価値創造に尽くします。」をパーパス(存在意義)として掲げています。地域の活性化、発展に努めることは、将来の世代に環境や産業を承継していくため の重要な取り組みであり、このことは、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)と合致するものと考えています。
これからも「お客さまに向き合った地域金融機関」を目指し、地域社会の発展を通じて、持続可能な社会の実現に努めてまいります。
重点的な取組1
- 環境
内容
子どもたちの未来のために環境保全は一番の課題であると考えています。自然豊かな長野県の地域金融機関として、地球環境保全に配慮し、環境への負荷を軽減する活動を継続し、地域社会に貢献しています。
具体的には、営業用自動車にエコカーを導入しているほか、定期的にEMS(環境マネジメントシステム)委員会を開催して資源の再利用に努め、廃棄物の削減を実践するとともに、資源ごみが有効活用されるように、資源リサイクルの意識を高めた適正な処理の推進に努めています。
2030年に向けた指標
・全ての店舗における照明をLEDとして、全支店の電気使用量の削減に努めます。
・全ての店舗における冷温水発生機のA重油または灯油をEHP化して使用量を0ℓにし、CO2発生を削減します。(空調機本体のCO2発生率を0とします)
進捗状況
電気使用量の削減に努め、令和6年3月末の使用量は332万kWh(前期比2万kWh増加)となりました。引き続き節電に努めます。
一部の店舗について電気空調機に更新したため、灯油使用料は減少する見込みです。
店舗で使用するカルトン(受渡用トレイ)を、環境にやさしい再生可能な植物由来原料の素材で制作し、全店分を刷新しました。
タブレット端末の導入によりペーパレス化を促進しています。
法人・個人事業主の脱炭素化やデジタル化などに向けた取組みを支援する新商品を取り扱っています。
身近な行動をSDGsに紐づけた標語ポスターを作り、職員一人ひとりが、個人としてできるところから環境に配慮した活動を行っています。
支店周辺の道路のゴミ拾い、用水路の草刈りなどの美化活動を積極的に行っています。
(2024年8月16日確認)
重点的な取組2
- 経済
内容
中小企業の皆さまが抱える様々な課題を解決することや、より実効性の高い経営改善・再生支援、事業承継支援、創業支援などに取り組むため、数多くの外部専門家や外部専門機関との連携による各種支援ツールを揃えています。また、海外進出・展開を考えている企業のお客さまのために海外駐在員事務所を設置して情報収集や資金面でのサポートを行っています。他にも、知的財産に関する課題解決の支援、6次産業化の支援、クラウドファンディングを利用した資金調達やマーケティングの支援、医療関連融資を通じた地域医療や福祉の充実に向けた支援などに取り組み、地域に密着した地域金融機関として地域への貢献に努めています。
2030年に向けた指標
長野県SDGs推進企業登録制度を取引先事業者に積極的にPRし、登録制度の周知活動を通じSDGsへの理解を深め、県内企業の取組みを支援していきます。
外部専門家、専門機関等との連携を更に強化し、経営支援ツールの拡充を図ることで、取引先事業者の経営課題解決に向けた様々なソリューションの提案を行います。経営支援への取組みについては、コンサルタント機能として、業績評価項目に取入れ積極対応していきます。
進捗状況
長野県SDGs推進企業登録制度について、SDGsの認知度向上と持続可能な地域社会を目指し、取引先事業者等に対し、当該制度や長野県主催のセミナー等について、積極的に周知を図っています。特に、制度への登録を検討する事業者に対しては、当組合職員が積極的に申請のサポートを行っています。
また、外部専門家、専門機関との連携を強化し、経営支援ツールの拡充を図っています。
令和5年度の新たな取組み
・知的財産活用の支援スキーム「長野けんしんモデル」により6社の知財マッチング支援、9社の知財ブランディング支援を実施しました。
・海外展開支援として、食品製造を営む事業者10社の海外販路開拓を支援するために、「マーケットイン発想による長野県産品のシンガポール市場開拓支援事業」をスタートしました。
(2024年8月16日確認)
重点的な取組3
- 社会
内容
「女性活躍推進法」に基づいて行動計画を策定しています。女性活躍推進チームによる、環境改善に向けた課題の洗い出しや解決に向けての取り組みを予定しており、女性が十分に力を発揮できる環境づくりを目指しています。
2030年に向けた指標
渉外課所属の女性職員を20名以上とする(2026年3月末目標)
男女の勤続年数の差を6.50年以内とする(2026年3月末目標)
進捗状況
渉外課所属の女性職員の人数 23名
男女の勤続年数の差 7年9か月
課長級以上の職員に占める女性の割合 14.0%
(いずれも2024年3月末現在)
当組合では今後も女性職員の活躍の場を構築する様々な取り組みを行っていきます。
(2024年8月16日確認)
具体的な取組
最終更新日 2024年08月16日