南信州菓子工房株式会社
製造業(食品)
果物や野菜などの青果は、少しのキズやサイズの違いだけではじかれて、規格外品となってしまいます。農家さんが手間暇かけて育てても、規格外となった青果は、加工用になるか、廃棄となります。行き場の少ない農作物を当社独自の技術を使い、柔らかい食感のセミドライフルーツに加工し、販売しております。「NAGANOものづくりエクセレンス2020」に認定され、「半生ドライフルーツ」の技術や取り組みが高く評価されました。
南信州菓子工房阿南工場では工場から排水される工場排水からエネルギーをメタンガスとして取り出し、工場内で再生エネルギーとして利用しております。排水は直接河川放流できるまできれいになります。人口が少ない地域では工場排水を受け入れられる排水の終末処理場の設備がなく企業参入の新しい形のモデルとして広報に努めております。阿智本社工場でも同設備を導入予定。
- 住所
- 長野県下伊那郡阿智村春日3291-1
- 地域
- 南信州
- ホームページ
- https://www.373shinshu.com/
- https://www.facebook.com/373shinshu
- https://twitter.com/373shinshu
- 主な取組内容
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SDGs達成に向けた経営方針等
当社はゴーイング・コンサーンの原理・原則に鑑み、当社が果たすべき社会的な責任を尊ぶことを誓います。そのために、当社事業に関与する従業員の雇用を守り、福利を増進します。さらに当社事業を支えてくださる取引先様とWIN・WINの良好な関係を構築し、維持できますよう努めます。加えて、日本国内はもとより、グローバルな規模に及ぶ環境問題に対しても、より具体的な取り組みを一層のこと推し進めます。以上、当社がSDGsの達成に努めることを、経営方針として宣言します。
重点的な取組1
内容
男女共同参画の気風を高揚することを通じて、女性がより働きやすい職場環境づくりに取り組みます。
2030年に向けた指標
産休・育児休暇の利用・復職数2020年度2人を2030年度までの通算で20人とします。
進捗状況
2023年度中の産休・育児休暇の新規取得者は2名。
2020年度以降の産休・育児休暇の取得者・復帰者は通算15名。
(R6/3/31報告)
重点的な取組2
内容
温室効果ガスの排出を抑制し、グリーン社会の確立と再生可能エネルギー利用に向けて取り組みます。
2030年に向けた指標
排出される温室効果ガスの売上対比率で2020年度100%として、2030年度には90%に削減します。
進捗状況
2022年9月から排水処理設備稼働。
(R6/3/31報告)
重点的な取組3
内容
規格外品として行き場のない果物を原料使用しており、売上を増進することでその使用量を増やします。
2030年に向けた指標
原料として扱う規格外果物の重量比で2020年度100%として2030年度に130%を目標にします。
進捗状況
2020年度原料果実の仕入量:799トン
2023年度 〃 :760トン
仕入量は2020年対比-4.9%
(R6/3/31報告)
具体的な取組
最終更新日 2024年06月03日