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宮下板金工業有限会社

建設業

現在の住宅産業は少子高齢化による影響から年々住宅の新規着工戸数が減少傾向になっており、今後伸びることが期待できない状況になっています。しかし、その中で現在問題となっているのが空き家になります。住宅を持つという夢は新築に限らず、親から譲り受けることや空き家を購入して直し使うことなどがあります。その中で、わが社も含めて住宅に関わります専門業者が、特に既築住宅や空き家を直して使える形をこの先目指していくものであります。住宅産業は今や建材と呼ばれる工業製品が多く使われ、解体をする場合にも分別を行い産業廃棄にする。すべてを変えることは出来ないものの、自然素材を使い、長く受け継いできた技術の継承を行いながら、お客様の要望に応える中で長く住宅を地域で生かしていけるような考えの中で経営を進め、事業を継続して行く上で雇用を生み出し、地域に根差していくようにするものです。

住所
長野県飯田市松尾新井5688-1
地域
南信州
ホームページ
https://www.miyashitabankin.co.jp/
Twitter
https://x.com/mbankin9971 R6.7.20報告
Instagram
https://www.instagram.com/miyacyanbankinya/?hl=ja
主な取組内容
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを

SDGs達成に向けた経営方針等

少子高齢化の進行と猛暑の常態化、そして電力料金の上昇は、暮らしと事業の両面に新しい脆弱性をもたらしています。**当社は「新築偏重から、既存建物の賢い改修へ」**を軸に、断熱から遮熱への発想転換と確かな施工で、住宅・店舗・工場の快適性とエネルギー自立性を高めます。

私たちがまず行うのは、建物の「現況」を知ることです。熱画像・環境計測(WBGT 等)・気密測定・エネルギー診断を組み合わせ、劣化やロスの所在を可視化。結果に基づき、**遮熱材リフレクティックス(以下、リフレティックス)**等を活用した屋根・外皮の高放射熱対策、断熱・気密の補強、雨漏り対策、設備容量の適正化までをワンストップで提案します。

空調では、適正容量設計と制御最適化に加え、用途や安全要件に適合する範囲で炭化水素冷媒の活用・転換支援を推進し、温室効果ガス排出と消費電力の双方を低減します(関連法令・安全基準に準拠し、有資格者による施工・保守を徹底)。

また、空き家の利活用・改修や、負担を抑える取得スキームの提案を通じ、**「壊して建てる」から「直して活かす」**地域循環型のまちづくりに貢献します。高齢者・子育て世帯が無理なく快適に暮らし続けられる住環境の実現は、当社の優先課題です。

重点的な取組1

  • 経済

内容

わが社は建物の維持・修繕に関わる者として、調査・施工・アフターサービスまで一貫して提供すことで、長寿命化に取り組みます。
新たな建物に対する考え方として”断熱から遮熱”への転換を図り、発信を行います。

2030年に向けた指標

雨漏り調査 9件→70件
既存住宅フォーム、リノベーション工事 5件→60件

進捗状況

当社では、これらの社会・市場の変化に対応するため、最新情報の収集と実践的な取り組みを強化しています。
特に、遮熱材(リフレクティックス)などの環境対応型建材の活用、屋根軽量化や遮熱改修による長寿命化・省エネ化の提案を通じて、
地域のお客様が安心して暮らせる建物づくりを推進しています。

また、単なる施工会社にとどまらず、空き家活用・リノベーション支援・GX関連事業への挑戦など、事業の再構築を図ることで、他社にはない強みを磨き、地域に貢献できる新しい価値を創造していきます。
                                                  R7.9.30報告

重点的な取組2

  • 環境

内容

・我が社は省エネ建材や省エネ工法を積極的に採用することで、お客様の環境活動の協力に取り組みます。
 新たな考え方”遮熱”の工法を推進していきます。
・遮熱材と炭化水素冷媒を組み合わせた考え方の発信を行う。

2030年に向けた指標

・遮熱材(リフレティックス、冷えルーフ)を使用する 45件
 工法の見直しと体感できる施設をつくる。
・炭化水素冷媒の推進と情報発信

進捗状況

当社では、社会や環境の変化に対応するために、最新情報の収集と実践を重ねながら、事業の再構築にチャレンジしています。
その一環として、遮熱材の価値を「知識」だけでなく「体感」で理解できる施設づくりを進めています。
この施設では、断熱材と遮熱材の違いを、見た目や温度の変化を通して直接体感できる仕組みを取り入れ、
地域の方々が「建物の性能」を身近に学べる場を提供します。
                                                       R7.9.30報告

重点的な取組3

  • 社会

内容

我が社では建物の長寿命化を通じて、
「災害が起きても、家族が帰る場所がある」という安心を未来に残す取り組みを進めています。
R7.9.30報告

2030年に向けた指標

私たちは、木造住宅を「建て替えるもの」から「受け継ぐもの」へと見直す考え方を大切にしています。
家は単なる建物ではなく、その価値を「未来の誰かのために残したい」と思えるようなきっかけを、
発信と体感を通して届けていきます。
                                             R7.9.30報告

進捗状況

リフォームやリノベーションで資産価値や長寿命化が出来ることを実現させていく。
リフォームとリノベーションで得られる良さを発信していく。
空き家の価値創造、住まいの環境に重点を置いた新素材(遮熱材)を使うように推し進める。
                                    R7.9.30報告

独自の取組

当社は、建物の維持・修繕に携わる専門家として、現況調査から施工、アフターサポートまでを一貫して提供し、建物の長寿命化と再生に取り組んでいます。近年では、屋根や外装の改修を通じて遮熱材や省エネ工法を積極的に採用し、快適な住環境の実現とともに、お客様の環境配慮活動への貢献を進めています。

さらに、遮熱と断熱の違いを「体感」できる仕組みづくりなど、知識を体験に変える新たな取り組みを展開し、地域の皆さまが建物性能を理解し、納得して選べる環境を整えています。
こうした実践を通じて、建築技術の進化と環境課題に応える地域密着型のGX(グリーントランスフォーメーション)企業として、新しい価値の創造に努めてまいります。

今後も、時代の変化に対応しながら、最新の情報を収集・発信し、お客様の声に寄り添う提案を行うことで、持続可能で安心できる暮らしを支えていきます。                                            R7.9.30報告

具体的な取組

具体的な取り組み

最終更新日 2025年09月30日

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