学校法人長野日本大学学園
教育、学習支援業
制服のフルモデルチェンジの視点として、長野県初の「ジェンダーレス制服」の制作と準備を生徒たちにも参画をしてもらいながら進めています。LGBTQにも十分配慮した視点を、生徒たちと共に考えを深めながら、「常に進化する制服」を目指してまいります。また、本学園ではこれまでSDGsを「教材」とした様々な教育実践を試みてきました。その大きな枠組みのひとつは、「エシカルな視点」からのアクションです。たとえば、地域に根差した商品群の中から「エシカルな視点」をもった商品を取材し、社会に発信するという実践をしてきました。取材や調査の結果、生産者の皆さんがエシカルという言葉を認識しているか否かに関わらず、SDGsに紐づく生産をされている事例があることを知りました。一連の活動は第1回「全国エシカル甲子園」にて発表を行い、甲信越・北陸ブロック代表校に選出されるとともに、大会奨励賞をいただくことができました。これからも長野県のエシカル認知度が高まる活動をしていきたいと考えています。
SDGs達成に向けた経営方針等
学園関係者(教職員・幼児/児童/生徒・保護者)一人ひとりがSDGs達成に向けたアクションを認識し、各人の役割を遂行することによって、個人と社会の「ウェルビーイング」を実現し、世の中に貢献できる「人づくり」教育に邁進する。
重点的な取組1
内容
つくる責任 つかう責任
2030年に向けた指標
持続可能な生産消費を共に支えるためのエシカル消費教育を年間3回以上実施する
進捗状況
本学園の幼小中高探究プロジェクト活動において、被災地支援ならびに応援消費(豊野のリンゴ農家様との協働活動)を恒常的に実施した結果、その成果が「エシカル甲子園2021」の「グローバル枠」代表に選出され、全国大会にて成果発表を行った。今後も、この成果を励みに継続的な被災地支援や応援消費の活動を推進していきたい(2024/7/29報告)
重点的な取組2
内容
ジェンダー平等を実現しよう
2030年に向けた指標
学園関係者向けのジェンダーフリー教育の実践講義を年間3回以上実施する
進捗状況
現在、実践講義に向けた計画を立案中。(2024/7/29報告)
重点的な取組3
内容
気候変動に具体的な対策を
2030年に向けた指標
学園関係者を対象とした気候変動の緩和・適応・影響軽減・早期警戒に関する啓発講座を年間3回以上実施する
進捗状況
現在、啓発講義に向けた計画を立案中。(2024/7/29報告)
独自の取組
現在、SDGsに関連する課外活動として二つのプロジェクトが稼働しています。ひとつは、食とSDGsプロジェクトです。この活動はSDGsの視点から食を考えることで、新しい食の価値を創出しようと試みる活動です。今年度では、長野県のソウルフードである「おやき」に注目し、SDGsの視点を組み込んだ「新おやき」を地元の企業様と開発することができました。もうひとつは、世界部プロジェクトです。この活動は長野の魅力的な商材をより深く知り、世の中や世界に発信しようという幼小中高生による合同の活動です。地産地消という視点だけではなく、地域の応援消費にも注目しながら長野県の企業様と共に活動を行っています。現在取り組んでいる魅力的な商材は「りんご・とうがらし・おやき・五平餅」などです。
具体的な取組
最終更新日 2024年08月09日